参議院議員の赤松健氏は6月1日、「プレイ可能な状態での過去のゲームの合法的保存」に向けた取り組みを進めていることを報告した。着手から10か月がたち、国会にて本件についての質疑応答もおこなわれたそうだ。 赤松健氏の“野望” 赤松氏は「ラブひな」「魔法先生ネギま!」などの人気作品を手がけた漫画家だ。漫画執筆業のかたわら表現規制への反対活動を続けてきた同氏は、第26回参議院議員通常選挙にて漫画家として初めて国会議員に当選。創作表現に対する規制反対を掲げ、全国から52万8053票の指示を集めていた。その出自や活動から、漫画・アニメ・ゲームなどを好む有権者らの支持層も厚いと見られる。 赤松氏はこれまで「プレイ可能な状態での過去のゲームの合法的保存」を、国会議員となったうえで実現したい目標としてきた。レトロゲームやガラケー向けのゲームなど、これまでに世に出てきたゲームのなかには、現在はプレイすることが