アナフィラキシーとは、『アレルギーになりうる物質により、急速に全身に強いアレルギー反応が起こり、いのちに危険が及ぶ可能性がある反応』のことです。 簡単にいえば、『特に強いアレルギー反応』といえばよいでしょう。 先日、『アメリカ コロナワクチン接種後 6人に激しいアレルギー症状』という報道がありました。心配になってしまう記事ですよね。では、新型コロナに対するワクチンは、アレルギー症状を起こしやすい危ないワクチンなのでしょうか? 6人という人数ではなく、頻度を考えてみましょう。 (写真:WavebreakMedia/イメージマート) 『6人』という人数だけでは、多いのか少ないのかよくわかりませんよね。 記事をよく読むと、27万人に接種されたうちの6人だったそうです。すなわち、ざっくり計算すると100万人あたり22人になります。これが多いのか少ないのかを考える必要があります。 皆さんは病院に受診