4日午前3時55分ごろ、東京都千代田区永田町の国道20号で、タクシーを運転していた男性運転手が、頭から血を流して倒れている男性を発見、110番通報した。男性は病院に運ばれたが、全身を強く打っており、死亡が確認された。 警視庁麹町署によると、死亡したのは読売新聞広告局社員、宮地正弘さん(28)=杉並区下井草。 同署は現場や遺体の傷の況などから、ひき逃げ事件とみて調べている。 同署によると、現場は国会議事堂から数百メートルの片側4車線の直線道路。宮地さんは中央分離帯近くにスーツ姿で倒れているところを発見された。現場に目立ったブレーキ痕や車の破損部品はなかったという。