今年の新入社員は超安定志向――。日本生産性本部が22日発表した新入社員を対象にした意識調査で、「今の会社に一生勤めたい」との回答が55%と初めて半数を超えるなど、若者が保守的になっている実態が浮かんだ。調査担当者は「昨秋からの経済危機が大きく影響しているのでは」と見る。 90年から毎年続けている調査で、同本部主催の新入社員研修の参加者ら2348人から回答を得た。「今の会社に一生勤めたい」は00年は20%に過ぎなかった。転職も「しないに越したことはない」が過去最高の34%に達した。 「チームで成果を分かち合える仕事」を望むのが83%と過去最高だった一方、「個人の努力が成果に結びつく仕事」を希望する割合は16%と過去最低に落ち込んだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く