UTF-7を利用したXSSは、charset が指定されていない場合に発生すると考えられていますが、少なくとも Internet Explorer においては、これは大きな間違いです。正しくは、Internet Explorer が認識できる charset が指定されていない場合であり、charsetが付加されていても、IEが認識できない文字エンコーディング名である場合にはXSSが発生します。 例えば、次のような HTML は(HTTPレスポンスヘッダで charset が明示されていない場合)IEが文字エンコーディング名を正しく認識できないため、その内容からUTF-7と解釈されるためにスクリプトが動作します。"utf8"という表記はUTF-8の慣用的な表現ではありますが、ハイフンが抜けており正しい表記ではありません。 <html> <head> <meta http-equiv="Co