奈良先端科学技術大学院大学の山口 英さんと聞いて、真っ先の思いつくのは、今は無き UNIX Magazine での「UNIX Communication Notes」。当時の自分は、UNIX 系 OS は「とりあえず、触れる」程度で、UNIX Magazine 自体にあまりついて行けてなかったのですが、それでも、あのちょっと独特の硬派な雰囲気にあこがれて読んでいました。 で、テーマ通り、情報セキュリティを取り巻く「今」に関して、幅広いお話しを聞けました。 まず、昨今は、 マフィアやギャングのような、裏家業で儲けるため 国家レベルでの諜報合戦 が多く、ここに Anonymous に代表されるような、ハクティビストによる動きが加わってきた、というところで、ここに「坊主」たちがぶら下がっている感じで、「坊主ばっかり捕まえてないで、もっとも上を捕まえろよ、○○府警*1」といった話から始まりました。