息遣いやフットワークを確かめながら調教を進めた 3頭併せで駆け上ってくるホッカイドウ競馬所属馬 全長900mの屋内調教用坂路施設 5月14日、ホッカイドウ競馬の舞台となる門別競馬場に新設された屋内調教用坂路施設の供用が始まった。 ホッカイドウ競馬では強い馬づくりと冬期間における調教改善、さらに競馬番組の充実を図る観点から、屋内調教用坂路施設を新たに建設。昨年10月に着工し今年3月末に完成した。 完成した坂路は全長900m、幅員10m(走路7m、帰り馬道3m)、勾配3.5%(最長350m)。コースには20cmの厚さでカラマツのウッドチップが敷き詰められている。総工費約6億9500万円の一大プロジェクトで、約2/3が地方競馬全国協会の馬流通活性化事業として補助され、残りは北海道が負担した。 供用初日となった14日の最初の馬場入りは午前4時30分。午後12時の調教時間までに門別競馬場に在厩する8