千葉市の幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2013」では今年初めて、海外から訪れる外国人客をおもてなしするためのコーナー「インターナショナルラウンジ」が設けられた。実力派のクリエイターが制作したポスター画などの作品に、多くの来場者が足を止めて見入っていた。 同ラウンジは、日本のポップカルチャーをテーマにした絵やグッズを販売する「Tokyo Otaku Mode(東京オタクモード)」が運営。海外から訪れるゲームファンに向けて、ファッションやアニメも含めた日本文化「クール・ジャパン」を発信する場として位置づけている。 交流サイト「フェイスブック」の同社ページには、約1351万人が「いいね!」と表明。同社の中田大樹さんは「クール・ジャパンが好きな外国人は非常に多いが、質のいい作品を作れるのは日本人」と話し、クール・ジャパン分野では今後も海外需要の伸びが期待できるとの見方を示した。
琉球王国時代(1429~1879年)の聖地で世界遺産の「斎場御嶽(せーふぁうたき)」(沖縄県南城市)で、観光客の増加に伴い、立ち入り禁止の祭壇に上がったり、大声で騒いだりするなどマナーの悪さが目立っている。 斎場御嶽は住民の信仰の場で、「沖縄の精神文化の象徴」とされる。管理する市は「単なる観光地ではなく、神聖な場所だと理解してもらいたい」として、かつてのしきたりにのっとり、男子禁制とする検討を始めた。 市観光協会によると、年間1万~2万人だった斎場御嶽の入場者は世界遺産登録やパワースポットブームなどで、昨年度は約43万8000人にまで急増した。 観光客による“悪行”も目立つようになり、礼拝に訪れた人の横で大声を出したり、御嶽を「滝」と勘違いして水着姿で訪れる人までいたりするという。ガイドの普天間栄進さん(75)は「最近は純粋に祈りに来る人が減っている。信仰の場として世界遺産に選ばれたのに本
(CNN) 米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の元選手の別荘でこのほど、不法侵入した300人の若者が大暴れする事件が起きた。発覚のきっかけは短文投稿サイトのツイッターだった。 被害に遭ったのはニューイングランド・ペイトリオッツで活躍したブライアン・ホロウェーさん。8月31日、ホロウェーさんの息子はニューヨーク州スティーブンタウンにある別荘で未成年らしき若者たちが騒いでいることをツイッターで知った。 「冗談かと思った」とホロウェーさんは言う。ところがツイッターを見ると「NFLとパーティーだ」とか「こんなにたくさんの酒、生まれて初めて見た」といった発言が流れていた。「捕まるぞ。逃げないと。ドラッグを全部片づけろ」と述べた若者もいた。 ホロウェーさんは警察に通報。警官が駆けつけたが時すでに遅く、家の中のさまざまな物が壊されたり盗まれたりしていた。壁には穴が空けられ、スプレーの落書きだらけ
イタリア・ジリオ(CNN) イタリアのジリオ島沖で座礁・転覆した大型客船「コスタ・コンコルディア」の引き揚げは、横倒しになっていた船体を起こして水平に立て直す作業が現地時間の17日未明に完了した。 コスタ・コンコルディアは2012年1月にイタリアのジリオ島沿岸で座礁し、32人の犠牲者を出した。サルベージ専門家で組織するチームは、総トン数11万4000トン、全長約290メートルの巨大な船体を引き起こすという前例のない作業に19時間かけて取り組んだ。 17日午前4時、深さ30メートルの海底に設置した土台の上に船体を載せる作業が無事完了。港のサルベージ船が合図の警笛を鳴らすと、集まってきた島の住民がシャンパンを持ち寄って引き揚げにあたった作業員をねぎらい、港はお祭りムードに包まれた。 20カ月の間、岩の上に横倒しになっていた側の船体は、粉々に割れた窓からカーテンが垂れ下がり、デッキチェアが船室の
米テレビ番組「アメリカズ・ゴット・タレント」で優勝した、ダンスパフォーマーの蛯名健一さん=17日、米ニューヨーク(共同) 出場者がさまざまなパフォーマンスを競う米テレビの人気番組の結果発表式が18日、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開かれ、日本人のダンスパフォーマー蛯名健一さん(39)の優勝が決まった。日本人の優勝は初めてで、賞金は100万ドル(約9800万円)。 番組は米三大ネットワークの一つ、NBCテレビが2006年から放送する「アメリカズ・ゴット・タレント」。17日夜に行われた決勝戦には、オペラ歌手やマジシャンなど蛯名さんを含む6組が出場した。 蛯名さんはピエロや女性など複数のキャラクターに変装してロボットダンスを披露し客席を魅了。視聴者や審査員の投票の結果、ビデオ審査を含む約7万5千人の応募者の中から見事トップまで上り詰めた。 蛯名さんは「世界中でワンマンショーを開
「県民を慮(おもんばか)って研修を実行していない」――。山梨県議らに海外研修旅費などを返還請求するよう県に求めた訴訟で、東京高裁が19日に下した控訴審判決は、研修や視察が県政や県民に有益だとはいえないとして、地方自治法に反すると厳しく非難した。 原告は「市民感覚が反映された判決」と歓迎する一方、正当性を訴えていた県議らには波紋が広がった。 判決後、原告の一人で県市民オンブズマン連絡会議の山本大志代表委員(57)は甲府市で記者会見し、「主文を聞いて涙が出そうになった。市民の声が裁判官に届いた」と喜びを語った。 山本氏らは2011年2月、県議らの旅費について県に住民監査請求したが、棄却された。同年5月、横内知事を相手取り、県議らに返還請求するよう求める訴訟を甲府地裁に起こした。今年3月の判決は「私事旅行との疑念を原告らが呈するのもうなずける」とするも、訴えを退けた。 逆転判決が下った理由を問わ
フランスの国鉄は26日、高速鉄道の複数の路線で「悪意のある行為」があり、被害を受けたと発表しました。複数の路線で運行に混乱が生じているということです。 フランス国鉄の発表によりますと、「悪意ある行為」があったのは高速鉄道TGVの路線で何らかの被害を受けたという事です。複数の路線が遮断されていて、国鉄のチームと消防士らが現場で対応に当たっています。 フランスの西と北、東側の路線が影響を受けており交通が混乱、ロイター通信によりますとパリ―ロンドン間のユーロスターも影響を受けているということです。 フランス国鉄は、通常の交通再開は29日月曜日の予定だとしていますが、詳しい被害の状況などはわかっていません。 フランスの地元メディアは火事が発生したとも報じています。 この事態を受け、フランスの運輸大臣はSNSで声明を発表しました。 声明では「昨夜、高速鉄道TGVの複数の路線を標的とした組織的な悪意あ
小泉純一郎首相(当時)の靖国神社参拝に憤り、2001年8月に同神社の狛犬(こまいぬ)の台座に赤いスプレーで「死んでしまえ」と書いて逮捕された中国人の馮錦華元被告が18日までに、香港の鳳凰衛視(フェニックス・テレビ)の取材にお応じて、「逮捕時の日本人の礼儀正しさに、驚いた」と述べた。ただし、日本を批判する考えに変化はなく、歴史を反省しない日本を屈服させるためにも中国が盟主となるアジアの構造が必要と主張した。 中国では、中国都市部で秩序維持を担当する係員である城管隊員が起こす暴力沙汰が大きな問題になっている。馮元被告は、中国の場合、城管隊員はスイカ売りを取り締まる際にも相手を殴りつけると述べた上で、靖国神社でペンキを噴霧して「死んでしまえ」と字を書いた際、「引き倒されることもなかった。殴られることもなかった」と説明。 逃走を防ぐために身柄を確保されただけで、持っていた袋についても「何が入っ
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