「トラックに積んで東電の前に持っていきませんか? クリスマスプレゼントとして…」 本気か冗談か、このせりふに一同が困惑した。滋賀県高島市の鴨川河川敷に、放射性セシウムを含んだ木材チップが大量に投棄されている問題で、同市の福井正明市長が早期の撤去を求めるため滋賀県庁を訪れた際の、嘉田由紀子知事の発言だ。 これを聞かされた福井市長は会談後、記者団に対して「冷静さを欠いている」とつぶやくしかなかった。それだけではない。嘉田知事が、ダムに頼らない独自の治水政策として華々しく掲げていた「流域治水推進条例」案も議会や地域住民からの反発を受けて継続審査となったままで、先行きが見えない状態となっている。(小林宏之)再三にわたり撤去要請 琵琶湖に注ぐ高島市の鴨川河川敷に、大量の木材チップが放置されているのが見つかったのは昨年4月。住民からの通報で河川を管理する滋賀県が調査を進めたところ、放置量は約577立方
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