テクノ/ハウス/エレクトロニカのプロデューサーとして国内外に多くのファンを持つ横田進が、3月27日、長い病気療養のすえ永眠したことが最近わかった。音楽関係者との接点を持たなかったご遺族が、先日、遺品整理中に見つけた関係者からの手紙を頼りに報告があった。54歳だった。 横田進は、ハウス・ミュージックに触発されて、90年代初頭から本格的な音楽活動をはじめている。初期の作品、1993年にドイツの〈ハートハウス〉からリリースされたFrankfurt-Tokio-Connection名義の12インチ・シングルは、都内の輸入盤店でも話題になった。当時勢いのあったジャーマン・トランスの重要レーベルからのリリースだったということもある。が、何よりも、無名の日本人がいきなり海外のレーベルから作品を出すことがまだ珍しかった時代のことだった。いまや音楽は世界に開かれている──そんなオプティミスティックな気配がア
ことし5月、三重県が、捕獲したツキノワグマを隣の滋賀県に無断で放して滋賀県が抗議していましたが、このクマは、4年前に滋賀県内で捕獲され、放された個体だったことが分かりました。 クマのDNAを分析したところ、放されたクマは、女性を襲ったクマとは別の個体であることが確認されましたが、さらに調査した結果、放されたクマは平成23年に滋賀県東近江市で捕獲され、東近江市内で放された個体であることが分かりました。 滋賀と三重の県境に位置する鈴鹿山脈は、クマの生息数が極めて少ないとみられてきましたが、調査した森林総合研究所東北支所の大西尚樹主任研究員は、「鈴鹿山脈にもクマが定着しつつあることが裏付けられた。住民は、『クマがいない』という考え方を改め、注意する必要がある」と指摘しています。 滋賀県自然環境保全課は、「クマは広範囲に行動するので、隣接県と情報交換しながら対応に当たりたい」としています。
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