楽天グループは2024年にも、インターネット通販「楽天市場」で購入した商品の配達で、トラック運転手の不足が深刻化する「物流2024年問題」に配慮した対応を始める。セール期間中に配達日を通常より遅らせた利用者に、一定の楽天ポイントを付与する「急がない便(仮称)」の導入を検討する。集中する配達を分散させ、現場の負担軽減を図る狙いがある。(小野卓哉) 【図解】一目でわかる…楽天「急がない便」のイメージ 配達分散し現場負担を軽減 急がない便では、セール期間中に「即日」「最短」での配達を求めない利用者にポイントを付与する方向で検討している。付与するポイント数などは今後検討する。