【小倉記念】クランモンタナ大波乱 重賞初V 拡大 「小倉記念・G3」(7日、小倉) 大波乱の結末だ。ブービー人気のクランモンタナが、好位から力強く抜け出して重賞初制覇。08年皐月賞馬キャプテントゥーレを異父兄に持つ良血馬が、7歳にして待望の初タイトルを手にした。今後は新潟記念(9月4日・新潟)に向かい、サマー2000シリーズ制覇を狙う。4番人気のベルーフが2年連続の2着。3着は6番人気のエキストラエンドで、1番人気のダコールは4着に敗れた。 完全燃焼した人馬が低評価を覆した。単勝11番人気のクランモンタナが、デビューから通算40戦目、実に13度目のタイトル挑戦で念願の重賞初制覇。2万人を超える観客を前に右手を突き上げた和田は、14年サトノノブレスに続く自身2勝目に「自分の考えていた理想の競馬はできた。人気はないけど、自信を持って乗った。大好きな小倉で重賞を勝ててうれしい」と胸を張った。 発