母ヘヴンリーロマンスの背中を知る松永幹夫調教師に、アウォーディー&ラニ兄弟について聞いた(撮影:大恵陽子) 【netkeiba.com】 違った個性を持つ兄弟がともにチャンピオンズC(GI、中京ダ1800m)の舞台に出走する。優等生タイプのアウォーディー(牡6)と激しい気性のラニ(牡3)。なぜ兄弟でこんなに個性が違うのだろうか。彼らの母ヘヴンリーロマンスは、牝馬ながら2005年天皇賞・秋を勝った。芝GI馬の母がダートで活躍する馬を続々と輩出するのも不思議な感じがする。知れば知るほどおもしろい一族。騎手時代は母に騎乗し、現在は兄弟を管理する松永幹夫調教師に3頭それぞれの特徴を聞いた。(取材・文:大恵陽子)