セイコーウオッチは9月5日、GPSウオッチ「セイコー アストロン」新モデルとして準天頂衛星「みちびき」スペシャルエディションを発表。11月11日に発売する。 日本の準天頂衛星システム「みちびき」にインスパイアされたモデル。準天頂衛星システムは日本を含むアジア・オセアニア地域をカバーする地域的衛星測位システム。世界的な衛星測位システムであるGPSよりも高い精度となる数cmでの位置検出できるほか、GPS信号を受信しにくい山間部などでの測位が可能となる。「みちびき(QZS-1)」は準天頂衛星の初号機で、将来的には4機、最終的には7機で運用が予定されている(現在は「みちびき」1機のみ)。セイコー アストロンシリーズは2014年以降の全モデルが「みちびき」対応となっている。 盤面にある2時位置と10時位置にある金属パーツは衛星のソーラーパネルを、宇宙空間をイメージさせる漆黒の文字盤に青い地球を模した