2019年6月4日のブックマーク (1件)

  • 上野千鶴子に聞く「社会学は役に立つか」 カテゴリーがパラダイムを変える

    今年4月、東京大学の入学式で社会学者の上野千鶴子氏が述べた祝辞は話題を集めた。そこで上野氏は「女性学」という学問を作り、研究者として社会の不公正と闘ってきたと述べた。社会学者としての「闘い方」とはどんなものなのか。人に聞いた――。(前編、全2回) カテゴリーがなければ「事実」は生まれない 社会学は基的に「経験科学」です。つまり、人と人との相互の間に起こる、言及可能な現象を扱うのが社会学です。 でも、言及可能な現象を扱うといっても、カテゴリー化されていない現象はそもそも認識すらできません。たとえば「ドメスティック・バイオレンス(DV)」や「セクシュアル・ハラスメント(SH)」という概念は、かつては日語にはありませんでした。いずれも海外から日に導入された言葉ですから、今でもカタカナ言葉のままなんです。そうやって、カテゴリーを作ることで初めて、ファクトを切り出すことができるようになりまし

    上野千鶴子に聞く「社会学は役に立つか」 カテゴリーがパラダイムを変える
    riruriru-15
    riruriru-15 2019/06/04
    カテゴリーなき時代に声を上げて来た人たちの勇気。