デザインや建築の話になると、やたら機能美機能美言う人達がいる。 そして、そういう人達は美しいものを「見た目だけ」といってバカにしがちな気がしている。 でもこの人達の言う機能美って、単に無駄を省いてたり省エネだったりするだけで見た目の美しさが無視されていることも多い印象がある。 機能美って、機能を突き詰めて突き詰めて突き詰めた先に現れた美しさだと思うんだけど、そこまで突き詰めてないのにとりあえず「機能美」って言えば正当化されるからOK、みたいな雰囲気を感じる。 はっきり言ってしまうと、こういう人達は美しさというものが理解できないから、「これは機能美なんだ!」といって片付けようとしてるんじゃないだろうか。理論的に説明出来ないものが理解出来ない、というのはすごく不幸なことだと思う。 美術館の収蔵物なんてはっきり言って無駄の宝庫だ。全く機能的ではないゴミしかない。 でも、美しい。それでいいじゃない
Tom Wujec / 青木靖 訳 2013年6月 (TEDGlobal 2013) 何年か前に、複雑な問題を理解し解決する力を付けるための、シンプルなデザイン練習課題に出会いました。多くのデザイン練習課題と同様、一見すると自明な問題に見えますが、良く検討してみると、私たちが協力したり物事を理解する方法について意外な真実を教えてくれるのが分かります。この問題は3つの部分からなっていて、誰でもやり方を知っていることから始めます。トーストの作り方です。 まず真っ白な紙とサインペンを用意して、言葉は一切使わずにトーストの作り方を絵にしてもらいます。多くの人はこんな絵を描きます。食パンの塊があって、それをスライスし、トースターに入れ、しばらく待つとパンが飛び出して、ハイできあがり! 2分後にはトーストと幸せを手にします。 私は何年もかけてこのようなトーストの絵を何百も集めてきましたが、中にはとても
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