昨年、初めて一軍登録となった山田大樹。昨季は育成選手としてはパ・リーグで初となる勝利を飾ったが4勝どまりだった。今季交流戦終了後の時点ですでに6勝をあげている ソフトバンクの圧倒的な優勝で19日に幕を閉じた今年の「日本生命セ・パ交流戦」。 これをやっと終わったかと感じるか、もう終わりかと惜しむべきかは、贔屓チームの出来次第というところだろうが、しかし、今年もセ・リーグは負けた負けた。 唯一ドラゴンズが14勝10敗と勝ち越しただけの“好竜戦”とはよく言ったもので、あとのセ・リーグチームは今年も借金だらけ。「交流」なんて生ヌルイ、手も足も出ない“拘留戦”、総称で「基本低迷セが拘留戦」と言い替えたいぐらいの戦績だった。 そんな今年の交流戦について今回は総括してみようと思うのだが、ただ振り返るのも芸がないので、昨年の交流戦でも取り上げた「ライバル宣言」を元に超私的な対決を振り返ってみようと思う。