更新 20001/02/13 T.Abe Solor Powr Satellite 究極のクリーン・エネルギーといわれている太陽発電衛星計画は、はじめ米国で検討されたが、レーガン政権時代の財政緊縮政策で中止されている。 日本では独自に「太陽発電衛星SPS-2000計画」として、その実現に向け検討が進められている。 石炭・石油等の化石エネルギーは、何れ枯渇する時代が来るが、これに変わるべき原子力発電には、放射能等の問題があり、一方、次世代のクリーン・エネルギーと言われている核融合発電の研究が進められているが、1億度の超高温のプラズマを如何にして閉じ込めるか等の、越えなければならない未知の技術のハードルが高く、その実現が危ぶまれている。 太陽光を利用した衛星軌道上での太陽発電衛星こそが、現在の技術の延長線上にある、究極のクリーン・エネルギーと言える。太陽発電衛星は、巨大なソーラーパネル(10