配偶者からの暴力に関する相談件数が7万件を超えた(2009年度、内閣府調べ)。DV防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律)が施行された2002年度に比べ、相談件数は2倍を超え、被害が深刻化している。その一方で異性からの暴力について相談できる窓口を知らない人や誰にも相談していない人が潜在化している可能性がある。そんな状況を受け、内閣府の男女共同参画局は誰にも相談できずに苦しむ被害者を減らすことを目的に、「パープルダイヤル―性暴力・DV相談電話―」(2月8日~)を始めた。 2008年に内閣府が行った調査によると(参照リンク)、「異性から無理やりに性交された経験がある」と答えた女性は7.3%。また「無理やり性交された時期」で多かったのは20代(38.2%)、10代(32.6%)、30代(15.4%)という結果に。内閣府では7.3%の女性が強姦された経験があることと、「強制わい