静岡市葵区東千代田の静岡刑務所(竹中樹所長)は7日、20代の男性被告が独房で自殺したと発表した。公判中の被告を収容している部屋でタオルで首をつったという。男性が起訴された罪名や収容された時期などは明らかにしていない。 静岡刑務所によると、7日午前0時20分ごろ、所内を巡回していた職員が、男性被告が独房内でタオルで首をつっているのを発見した。男性は搬送先の病院で同1時11分、死亡が確認された。死因は窒息死だという。 静岡刑務所によると、タオルは独房内で所持が許可されているが、15分前の巡回では異状はなかったと説明している。独房内から遺書のようなメモが見つかったという。【平塚雄太】