ネットで見ると賛否両論みたいですが「ミステリ好き」よりは「小説好き」な、りと視点からすると極上なエンタメミステリーに思えた小説『魔眼の匣の殺人』を読み終えたので感想を書こうと思います。 よろしければお付き合いください! 魔眼の匣の殺人 作者: 今村昌弘 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2019/02/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 大福理論だった前作 美味しいものと美味しいものを掛け合わせてもっと美味しいものになる「大福理論」を使って「若者が山奥の山荘に集まったら起こるハプニング」の王道2つを掛け合わせてめっちゃハマらせてくれた『屍人荘の殺人』の続編に当たる物語です。 こちらの小説の感想も以前感想書いたのですが、一言で言えば「すぐ続編読みたい!」だったんですね。 rito.gameha.com 今度はどんな仕掛けなのだろうとワクワクして本を開いたのですが、今