ドイツのフォルクスワーゲンがディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、ドイツのメディアは、すでに2011年の段階でソフトウエアの使用が法律に違反するおそれがあると社内で指摘されていたと報じました。 ドイツの有力紙「フランクフルター・アルゲマイネ・日曜版」は27日、フォルクスワーゲンの監査役会の関係者の話として、すでに2011年の段階で、フォルクスワーゲンの社員がソフトウエアの使用は法律に違反するおそれがあると内部で指摘していたと報じました。この指摘は今月25日ウォルフスブルクの本社で開かれた監査役会の際に報告されたということですが、社員による指摘が当時なぜ生かされなかったのかや、不正の責任を取って辞任した前の会長が把握していたかどうかについては、言及されなかったとしています。 また、今回の不正を巡ってはフォルクスワーゲンの経営陣の関与が焦点の一つとなっていて、事態を重くみた監査
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