毎年8月の中旬(ちょうどお盆のころ)になると、「ペルセウス座流星群」の流星がたくさん見られます。この流星群は、1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とあわせて「3大流星群」のひとつです。 山や高原など空の暗い条件の良い場所で眺めれば、1時間で40〜60個以上の流星を見ることができるでしょう。明るい流星が多いので、空が比較的明るいところでも楽しめる流星群です。 流星群とは 流星は、宇宙空間にただよっている0.1ミリメートルから数センチメートルのチリ(流星ダスト)が、秒速数10キロメートルという猛スピードで地球の大気に突っ込んできたときに発光する現象です。発光する高度は上空100キロメートル前後ですが、これを地上から見ていると、夜空を一瞬で駆け抜けていく星のように見え、“流れ星”とも呼ばれます。 放射点 ほぼ毎年決まった時期に夜空の一点からたくさんの流星が放射状に流れることが知