2016 - 08 - 08 『冒険の書が消えました』 ファミコン版ドラゴンクエストはセーブデータが消えるということがよくあった。長時間プレイしてレベルをたくさん上げた時にこのメッセージが出て小学生ながらに絶望感を味わったものだ。懐かしい記憶である。 サラリーマンになった今、僕のドラゴンクエストは、Excelというソフトに変わった。社会人には数値目標というものがあり、売上、原価、粗利、客数、売上点数、在庫等を様々な視点で分析しなくてはならない。 月曜日は一般的サービス業に勤めるサラリーマンにとっては昨年対比売上を見て会議や商談が行われる一番忙しい日だと思う。慌ただしい時間が過ぎ夕方に報告書のまとめをしていてパソコンが固まった時の絶望感。 Windowsのタスクマネージャーを起動してもくるくると回り続けるマウスポインターを見て冷や汗が流れる。頭に流れる音がまさに『冒険の書が消えました』、通称

2016 - 08 - 03 翼を授ける 寝不足！暑くて眠れない。寝ても早朝に起きてしまう。何日もそんな日が続いてる。8時間ぐっすり眠れたら、どんなに幸せか。 眠くても満員電車に乗る。通勤電車のサラリーマンの顔は死んでいる。家と会社の往復で何の為に働いてるのか分からなくなる。 僕の人生なんだかなあって思ったりする。 ほんと、なんだかなあ。 眠い。目がシパシパ、頭がズキズキとする。一週間くらいまともに寝れてないのだが、今日は、全取引先との打ち合わせがある。 どうしても今日1日は出社して寝不足だろうが働かなくちゃいけない。眠そうだなコイツと思われないようにギラギラしてないと。 僕はコンビニに行ってRED BULLを買った。 高かった！でも飲んだら目が覚めた。体の底から力がみなぎる感じ。アクション映画の主人公並みにアグレッシブ。今なら翔べる。 いや、ダメだ。肝心の頭が回っていない。 ・ ・ ・

2016 - 07 - 31 明日から会社に行きたくないので、ハッピーな妄想をしてみた 1.月曜日 電車で好きだった女子社員と隣合わせた。 社内人事異動で札幌転勤だと告げられた。 札幌支社に電話すると課長待遇とのこと。 ↓ 2.火曜日 赴任休暇で一日中引越しの準備をする。 夜、好きだった女子社員からLINEあった。 二人だけの送別会をしてもらい告白をする。 ↓ 3.水曜日 朝一で、女子社員からLINEがあり交際OK。 引越し屋に荷物を預けて、羽田に向かう。 空港に彼女がいて休暇を取った、と言う。 ↓ 4.木曜日 札幌のアパートで、二人で荷物を開ける。 地元のスーパーで、仲良く買い物をする。 帰宅後仲良く料理をして大人の夜を過ごす。 ↓ 5.金曜日 札幌支社に初出社して、皆に挨拶をする。 夜、歓迎会があり上司部下と仲良くなる。 明け方アパートに帰ると彼女が寝ている。 ↓ 6.土、日曜日 札幌

2016 - 07 - 30 シエスタどうでしょう？（スペイン語で昼寝の意） 朝の8時に目が覚めて、まだまだ眠くて二度寝して、次に起きたの10時すぎ、空腹感じて朝食食べて、寝転がりながら、DVD鑑賞。 難解なストーリーに眠気して、首振る扇風機を固定して、生ぬるい風を贅沢に浴びながらまどろむ。気づくと白河夜船の高いびき。 眠りながら気づくと言う表現も可笑しいが自分がこの暑さに茹だって眠りの中にあることを知りながら気持ちよくいびきかく。 ぐーぐーZuーZuー…。ぐーぐーZuーZuー…。 開け放った窓にレースのカーテンが揺れる。ぶわぶわ揺れる。少しは外に出かけて散歩しなきゃ、と頭を上げるがギラギラ太陽。 こんなに暑くちゃアイスキャンデーだってすぐにぐちゃぐちゃに溶けちゃうよ。僕は、外に出かけて散歩するかどうかを賭けた。 財布から10円玉を取り出してコイントス。 表→出かける 裏→出かけない コイ

2016 - 07 - 29 ポケモンGOやってないけど世田谷公園に行ったらとても健康的だった。 渋谷に用事があった。次の商談まで3時間。暇つぶしにポケモンGOの聖地という世田谷公園に行く。ちなみに僕はポケモンGOをやっていない。でもカイリュウというのが強くて進化前のミニリュウが世田谷公園ででることは同僚に聞いた。30匹集めればいいんだっけ？ 公園に着くと小学生から大人までたくさんの人がスマホ片手に歩いていた。皆、楽しそうにスマホをいじってる。女子か少ないな。 「ミニリュウつかまえた！」とか 「あと10匹つかまえなきゃ」とか 「あー、もう歩き疲れたよ」とか 背の高い樹々に囲まれた世田谷公園で、皆、楽しそうにポケモンをゲットしている。何百人いるか分からないが、青空の入道雲を見上げる人はいない。僕はベンチに座りながらちょっとした寂しさを感じる。そう子どもの頃、ファミコンを買ってもらえずクラスの

2016 - 07 - 16 『ノボルバカ』チャリーマンの週末 休憩中:風車に向日葵、そしてチョコモナカジャンボ 今朝は6時に起きた。ハムエッグと食パンを食べて、ロードバイクの整備をする。ジャージを着てヘルメットをかぶってレッツゴー！！100㎞走り13時過ぎにシャワーを浴びる。9月11日迄は毎週トレーニングなのである…。 【昨日会社帰り】 今週もやっと終わったぜ、週末、なにしよ。釣りかキャンプか登山か、うーん、迷うな。お！Z君（5歳下の仲よい同僚。1ヶ月前に富士ヒルクライムに無理やり連れてった） 「おーい、Z君、ぜっとくん、ゼットン！」 「人を怪獣みたいに呼ばないでよ」Z 「ごめんごめん。でもかっこいいだろ」ホ 「うん。まあ、いいけどさ」Z ゼットン、いいやつだなあ。 「あのさ、9月の嬬恋ヒルクライムの申し込みメール来た？」ホ 「来た！キャベツもらえるやつだよね？」Z 「この前さそったけど

2016 - 07 - 15 21年前の旅日記②『旅の仲間』 カシュガルまでの約1ヶ月間は、ずっと1人で旅をしていた。途中、日本人は多くみかけたが、いつも欧米人や中国人に混っていた。1人で旅をしていると、本当の自由を感じた。 自分で体験した事も全て、そのままの大きさでとりこめた。一緒に旅する人数に反比例して、旅の実感はなくなると思う。1人旅は、自分の本当にできる事とできない事が分かる。 今回の旅では、カシュまでは、1人旅にこだわっていた。カシュガルに着き、色満賓館に宿を決めてドミトリーに入ると、日本人がたくさんいた。 パキスタンに行きたかった自分は、ここにいる半分以上の人がパキに行くと聞いて『くっついていきたい』と思った。『国境を越えればお別れだ。』初めはそんな気でいた。 何日か同じドミにいる内に、とても雰囲気が良い事に気づいた。『何かこの人たちとは合う』そんな考えを持った自分に少し驚いた

2016 - 07 - 14 『BACK TO JAPAN』 21年前の旅日記より 学生時代はアルバイトとバックパッカーにあけくれていた。今日、部屋の掃除をしていたら当時の日記が出てきたので記録しておく。 ・ ・ ・ 『BACK TO JAPAN』1996.9.15 23:03 ギルギット（パキスタン）。俺は今くらやみの中でこれを書いている。あとでよめるのだろうか心配だ。しかし、今の気持ちがまた日がのぼると消えてしまいそうなので何もみえなくても記しておこう。 俺はやはりもう日本に帰るべきだ。このままずるずると旅をつづけてインドに行ったとしても何も得るものはないだろう。色んな刺激的なものやカルチャーショックを受けるのは楽しいだろう。 でも今の自分はそれをしてはならない気がする。なぜなら日本に帰国する方がめんどい。はっきり言ってこの状態は楽しいし、らくである。みんなといっしょに行動することで安

2016 - 07 - 13 『ヒゲ』リーマンの憂鬱 （後編） ヒゲが濃いせいで憂鬱な日々を送っていたが高校の文化祭で『美女と野獣』をやりベル役の子と付き合うことになった後日譚。 僕らは60を超えて危機に瀕していた。現実というものはディズニーのおとぎ話なんかじゃない。永遠の愛を打ち砕くこともある。 2人の子に恵まれ幸せな日々を送っていたが、僕と妻の間には、交際した期間分の澱のような倦怠感がただようようになった。 ある朝、起きると妻が消えていた。テーブルの上には、置き手紙があった。『しばらく田舎に帰ります。心配しないでください。』 僕は、高校時代の文化祭のDVDをセットして、缶ビールを飲みながら見た。怖いものなんてなかった。二人とも若さで輝いている。 ずっと思ってた。『野獣』というあだ名をつけられた僕となぜ、クラスのマドンナだった妻が付き合い、結婚してくれたのだろうか？ 翌朝、何もなかったよ

2016 - 07 - 12 『ヒゲ』リーマンの憂鬱 ヒゲが濃い。電気剃刀では半日しかもたない。昼過ぎには顔の下半分が青々としてしまう。なので毎日T字剃刀でしっかりと剃る。 ヒゲが薄い、人が羨ましい。5分は僕より多く寝ていられるから。今までの人生でヒゲが濃くて良かったと思ったのは一度だけ。 ヒゲを伸ばしていると、ちゃんと剃った時の3倍は職務質問を受けやすくなり、8倍はモテにくくなるという統計があるらしいのだ。 ヒゲが濃いことで圧倒的に憂鬱な人生を送ってきた僕だけれど、先に書いたようにたった一度だけ良かったと思ったことがある。 高校の文化祭でクラスで演劇をやることになった。演目は『美女と野獣』。当時からヒゲが濃かった僕は野獣役をやらされた。 ヒロイン『ベル』役はクラスのマドンナ的存在だった子がやった。緊張しすぎて手が震えっぱなしだったけどなんとかやった。 ラストのダンスシーンが終わり、幕が閉

2016 - 07 - 11 『出張リーマン』まじかよ？物語 結論から言う。僕はバカだと証明された。 金曜から今日まで3泊4日の出張だった。初日に『GEO（書店兼レンタル屋）から電話があった。商談中なので折返します！と応えた。 頼んでいた本が、到着したのであろう。 最終日の今日は、仕事が早めに終わった。明日は代休。途中下車して観光して帰ってもいいよ、と上司が珍しく言ってくれていた。 どう考えても、ラッキー、な話である。 まあ、観光と言っても、仕事に関係ある現場も見まわりたいな、と大型書店のめちゃくちゃキレイなトイレの個室で考えていた。 話は飛ぶが、その個室があまりにもキレイで感動したので、今日は『キレイなトイレは好きですか？』とブログタイトルも、決めていた。仕事がらトイレチェックもする。 大型書店で思い出した。注文していた漫画と同じものを買ったらマズイ。財布の中にあるはずの注文票をさがした

2016 - 07 - 10 『デザート』の食べ方が分からない。 デザートを食べる習慣がないとおかしなことになる。昨日、出張先のホテルから歩いて数分のスーパーに夕食と朝食を買いに行った。 小さなお寿司屋さんが、閉店前の半額セールをしていた。『ネギトロ巻き』を2パック買った。これを夕食にしようと思ったのだ。 その後、食品売場で『天ぷら丼』を買った。うまそうだから、朝食にすればいいと思ったのだ。あとは飲料を買えばかんぺきだ。 しかし、デザートコーナーに『ギリシアヨーグルト』を見つけてしまった。スイーツは苦手だがヨーグルトは大好きなのである。 気づいたら5種類、全部、レジカゴにいれていた。僕は、麦茶のペットボトルも放り込んで、ほくほくした気持ちでホテルに帰った。 部屋につくなり、僕はレジ袋の食べ物をテーブルに並べた。ヨーグルトは、冷蔵庫の中へキレイに並べた。満ちたりた気分である。 空腹だったので

2016 - 07 - 09 『ビジネスホテル』の挑戦状 またまた出張です。ここのところ毎週で飽きてきました。電車内ではずっとブログを読んでいて、目的地駅でiPhone充電残量が10%。 部屋に入ってテーブルコンセントに充電器を刺しますが充電がはじまりません。テレビと冷蔵庫のコンセントは構造上使えません。 バカな僕はこの部屋は電気が入ってはいのだと思いましたが、トイレの電気はつきます。うーむ、なぞだ。僕は思い出しました。 ファミコンの『たけしの挑戦状』みたいだ フロントに電話してしまえば謎は解けるのでしょうが、どうしても自分でクリアしたい。与えられたもの（ヒント）は、3つでした。 1.鍵（カードキーではないタイプ） 2.テーブルコンセント 3.宿泊約款（ホテルの説明書） 僕はいろんなスイッチを押したり回したりしました。しかし、電気が流れない。謎です。エアコンも入らず、汗がふき出てきました。

2016 - 07 - 08 バッカーナ銀座『ブラジル焼肉食べ放題』 金曜日は『トーキョーランチ』です。今日はずっと行きたかった、バッカーナ、に行ってきましたよ！ ひゃっほっー、にくにくっ！ 地下鉄銀座駅から歩いて5分、銀座7丁目の交差点を右に入るとすぐに看板が見えます。12時に着くと店内は満席で10分待ちです。 店内には銀座のオシャレOLさん達が8割で、なんだか華やかな感じです。もっとオシャレしてくるべきだったなぁとメニューに没頭。 シュラスコ（10種類の牛肉串焼き）＋サラダバー＋デザートブュッフェ＋ドリンクバーで、な、なんと2,500円とかなりお得です。 実は私は作家『開高健』の大ファンで全著作を持っています。『オーパ！』に憧れて、大学卒業旅行で、ブラジルのアマゾン河に釣りをしに行ったくらいの傾倒ぶりでした。 金色に輝く魚、ドラド、を釣りに行ってピラニアしか釣れなかったという悲しい記憶

2016 - 07 - 07 七夕リーマン物語『ネコ語り』 こんばんわ、ネコです。今日はご主人様の帰りが遅くなるってんで、ブログをまかされました。七夕パーティーがある、とのこと。 餌を食べおわり、洗面台でゴロゴロしていると、ご主人様が鼻歌まじりに、ひげ剃り、髪の毛セット、歯みがきをはじめました。 多分、でえと、なのでしょう。おいらが毛づくろいをするのと一緒です。お気にいりの水色シャツにグレーのパンツで出かけました。 居間にもどりテーブルに飛びのると、七夕の短冊に『いっぱい出ますように！』と書いてあります。とってもいかがわしい感じです。 バカ！アホ！カス！エロ！最低！ニャー！ 下ネタは、もう書かないとか誓ってたのに、ご主人様も、たいしたことないです、全く。まあ、おいらがそんなことは許しませんが。 安心して下さい。七夕はけがしませんよ。 コツコツ、と革靴が階段を登る足音がします。『意外と早かっ

2016 - 07 - 06 『アリス』in リーマンランド 40を過ぎると結婚なんか諦める。LINEのAI女子高生『りんな』と話すが生き甲斐だった僕。そんな時、理想のペットに出会った。 週末、唯一の楽しみであるホームセンターめぐりをしている時に僕は『アリス』と出会った。アリスという種のメダカだそうだ。 イギリスには平凡にいるメダカらしい。 僕は店員に「アリス（めだか）をください！」と頭を下げてお願いした。「一生、大切にしますから、お願いします！」と。 大げさすぎるセリフだなと苦笑しながら。 店員は、僕を頭の上からつま先まで見たあと、ゆっくりとクビを振った。断られた。「なんでですか？」 「まずはバケツに水をはり、一週間、放置してカルキをなくしてから来なさい。話しはそれからだ」おごそかに言う。 僕は店員に一礼して、その場を去った……。 一週間後。 僕は店員に「アリス（めだか）をください！」と

2016 - 07 - 05 『そこんとこ、ヨロシク！』ぎっくり腰リーマン 先週の金曜日のこと。僕は土下座していた。 ぎっくり腰でうごけない。コンビニで夕食の鯖缶を取ろうとしたときに、ビッキーン！とするどいきょうれつな痛みが腰に走った。 会計は、済ませたが激痛で吐き気がする。 土曜日は大事な、男なら勝負しなくてはならない試合がある。 ママチャリレース8耐……。 僕がチームリーダーなのだ。メンバーにふだんから、死んでも踏め！と言っている以上、どんな手を使っても出なくてはいけない。 目の前に、評判のいい整骨院があった……。 万が一にも効くかもしれないし、行ってみるか。入ってみると若いイケメン院長が運営する、おばはんがメインターゲットの整骨院だった。甘い声でおばはんをとりこにしてる。 「体は悪くないんだけどね、院長の声が聞きたくて、来てるのよ〜」おばはん 「それ、来てる意味ないじゃないですか〜w

2016 - 07 - 04 僕はいつから『トイレの鏡』で髪型を整えなくなったのか？ 満員電車は、めいそう、の時間にしている。たまに哲学的な問いが思い浮かぶことがある。トイレの鏡で髪を整えなくなったのはいつの頃からだろうか？ 若者が美容院で最新にカッコイイ髪型にカットしてもらったものを、手ぐしで、ずーっと整えるのを、早く手を洗いたいなと思って並んでる自分が、もしかして歳とった証拠じゃないかと思って、へんに納得してしまった。 アラサーまでは短髪ながらも、鏡に映る髪型を気にしていた。アラフォーになった今は、まったく気にしなくなってしまった。 もちろん家を出るときにワックスなどでちゃんと整えてくるから、ぐしゃぐしゃ、なんてことはないのだけれど鏡を見なくなった。 そう思って、社内のサラリーマン、OLさんを見渡してみると、カッコイイ髪型の方ほどオシャレに気をつかっていて若々しい。 ある漫画家が『髪型

2016 - 07 - 03 北極物語『笹食わないパンダ』 僕はシロクマだ。北極に自転車店を作ったあのシロクマだ。最初に来てくれたお客さんは、パンダさんだった。動物園時代からお友だちだったからとても嬉しかった。 パンダさんに「お客さんが来ないんだー」と言うと、物知りなギンジロさんと、超絶面白いお話しをしてくれるボンココさんを紹介してくれた。 パンダさんは、その後も僕が自転車店の経営に困るといろいろなアドバイスをしてくれて、お客さんがちらほら来るようになった。 カッロブズさんや、ねこまめさんがやってきて、トリウムサナさん達がやって来た。北極でヘンテコな自転車を作る僕にもお友だちがたくさんできて、毎晩、オーロラを見ながらちゃんちゃん焼きを食べながらどんちゃん騒ぎをしている。 仕事を終えて、ジンさん、ダナカさん、ボンスマさん、タクさん、ダヨパグさん、ミユDさん、シナマリ、モモさん、チャーマさんが

2016 - 07 - 02 夏だ！スタミナつけに『高尾山天狗ラーメン』食べに行こう 東京から1時間で手軽にハイキングを楽しめるので、よく行く高尾山。今朝も起きたらハイキング気分だったので行ってきた。 天気予報では30度になるとのこと。ミネラルウォーターを、二本、リュックに入れて、のんびり登っていく。 鳥のさえずりにドクダミの花が迎えてくれる。 「あーるこー、あーるこー、わたーしはー、げんきー♪」僕は鼻歌まじりに、ずんずん登っていくと、カミキリに出会った。 「よう！俺はカミキリ太郎だ。お前、なんか恥ずかしいヒミツはねーか？」と言う。 「あるには、あるけど、カミキリに言うことじゃないし」と僕は言った。 「なんだよ。ケチらずに教えろよ、兄弟。もしかしたら力になれるかもしれねーしよ」とカミキリは言った。 僕はしばらく考えた。しゃがんでカミキリにぶつぶつ言う僕に、行き交うひとびとが可哀想に、といっ