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2016年9月12日のブックマーク (2件)

  • モーター技術者の登竜門、高効率・長寿命のブラシレスDCモーターを理解しよう

    ブラシレスDCモーターの回転磁界をつくる ホール素子が磁石の位置(N極かS極か)を検知して、半導体素子(MOSトランジスタ)をON/OFFさせ、必要なコイルに電流を流す(駆動する)ことで、回転磁界を作っている。モーターを高効率に回すために、駆動すべきタイミングとコイル相は、誘起電圧の状態で決定する。 誘起電圧とは、電流を流しているコイルに磁石が通過(回転)すると、電力(電圧・電流)が発生する電磁誘導作用である。いわば前回に説明した、コイルに電流を流すと磁界が発生する作用の反作用的な現象である(図3)。ここで、磁石の移動速度を速くすると、コイル端には、より大きな誘起電圧が発生する。誘起電圧はコイルを通過する磁石の磁束変化率に比例するからである。 この誘起電圧は、発生トルク、モーターの速度、効率を決定する重要な要素だ。モーターにとって重要なキーワードであり、“誘起電圧を制するものは、モーターを

    モーター技術者の登竜門、高効率・長寿命のブラシレスDCモーターを理解しよう
  • アニメで見るブラシレスモータ

    2極2コイルを実際に使用しているのが130ミニミニブラシレスモータシステムです。 ユニオンモデルのスーパーチッブマンク と自作P-51ムスタングに搭載して 電動機の集いでフライトしました。 様子はQRPさんと黒澤さんのHPで 2極3コイル(3相モータ)ではコントロールが複雑になりますが、磁石ロータを回転させる原理は同じです。下記の表が、3相ブラシレスの励磁シーケンスです。 これは、どんな構造のモータにも当てはまり、たとえデルタ結線でも、Y結線でも・・2極・4極・6極・・・でも、3コイル6コイル12コイル・・・同じです。 開発当初、構造により別のシーケンスがあるのではないかと、色々試しましたが、効率の点でこのシーケンスが一番となっています。 注意したいのは、コイル構造が倍巻き(例:2極ロータで、3コイルと6コイル)では、シーケンスの流れは同じでも、回転が逆になることで、これは文書で説明しても