グーグルが公開した自社設計のサーバーには、その“剥き出し”のマザーボードやHDDの外観とともに、それぞれが12Vバッテリーを搭載していることが話題となっている。 確かに低コストだろうし、エネルギー効率もよさそうであるが、このバッテリーが肝心の停電時にどのくらいの時間サーバーに電力を供給できるのか推測してみた。 公表されたGoogleのサーバー バッテリを横から見た写真 HDDの大きさとの比較で推測すると、この12Vのバッテリーは1.2Ahの容量と思われる。 日本製の互換製品の場合、このタイプであろう。 バッテリ:12V 1.2Ah 1.2Ahというのは、”1.2Aで1時間”という意味で、このバッテリーは、12Vで1.2Aの電流なら1時間、2.4Aであれば30分間の電力を供給できる容量を持っていることになる。 一方でサーバーの消費電力を推測すると、 Xeon 約50W x2台=100W HD