マクドナルドの期限切れ鶏肉問題で、またマスコミは中国叩きに精を出している。 産経のように嫌韓嫌中プロパガンダを「使命」とするメディアならそれも当然だろうが、東京新聞でさえ次のような記事を掲載している。それも、独自の調査報道として評価の高い「こちら特報部」でだ。 東京新聞(8/9)「こちら特報部」 期限切れ肉で波紋 食の安全 中国 違反数10年トップ 希薄な規範意識 衛生面後回し 上海の会社が期限切れの食肉を使っていた問題で、消費者の間にあらためて中国食品への不安が広がる。中国政府は、輸出する食品についての「登録・管理する仕組みがある」と安全性を強調したが、運用実態の説明はなかった。厚生労働省は輸入食品の検査をしているものの、全体の一割程度でしかない。安全はどこまで担保されているのか―。 (上田千秋、榊原崇仁) 「日本に輸出された食品に問題はない」 食品会社「上海福喜食品」の期