Alexa Voice Service シニアエバンジェリスト Amit Jotwani氏 次代のユーザーインタフェースは音声が担う 「タッチの時代は過去のモノとなるかもしれない」──。Jotwani氏はこう語り、基調講演をスタートさせた。今から10年前を振り返ると、キーボードとマウスが一般的なユーザーインタフェースだった。しかしタッチスクリーンやモバイルデバイスが登場したことで、コンピュータデバイスの制御方法は革命的に変化した。しかし、これらの方法で例えば「照明のスイッチをつける」などのスマートホームの制御ができるか、というとうまくできない。これは「UXが悪い」、そして「次世代のユーザーインタフェースとして自然で最もふさわしいのが音声」とJotwani氏は力強く語る。もちろん、Amazonではそれを見越して、音声操作のための技術の開発を行っている。それが「Alexa(アレクサ)」だ。 す
「Alexa、『Amazon Echo』のレビューを私の代わりに書いてくれるかい?」 残念ながら、Alexaはこの依頼に応えられなかったし、筆者の質問にも答えられなかった。しかし、頼むことで何らかの問題が出てきたわけでもなかった。筆者は、Alexaがいつの日か人々の書いた多くのレビューをふるいにかけ、その場で概要と評価をまとめ、自らのレビューとして答えてくれる日が来るだろうと信じている。 Alexaとは、Amazonの新製品であるクラウド接続型の音声認識ワイヤレススピーカー「Amazon Echo」に採用されている声の主に付けられた名前だ。Alexaはユーザーの問いかけに応じるパーソナルアシスタントとして機能する。今のところその能力は限られているとはいえ、気の利いた機能がいくつか用意されている。 そういった機能について語る前に、まずは価格の話をしたい。Echoは199ドルだ(発売日や、米国
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く