ソフトバンクグループのヤフーは21日、6月18日付で孫正義会長(57)(ソフトバンク社長)が取締役に退き、後任にソフトバンク副会長のニケシュ・アローラ氏(47)が就く人事を発表した。 アローラ氏はインド出身で、米グーグルでは最高事業責任者まで上り詰めた。2014年9月、孫氏に招かれてソフトバンク副会長に就任し、後継候補に指名された。ソフトバンクでは6月19日付で代表権のある副社長に就任し、非常勤のヤフー会長職と兼務する。 孫氏は、ソフトバンクで海外事業に力を注ぐ意向を示している。国内で事業展開するヤフーへの関与を弱め、インターネット事業に精通したアローラ氏に会長職を譲ることにしたとみられる。
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