絵画、写真、彫刻など、さまざまな分野で活躍した芸術家、マン・レイの展覧会「マン・レイ展」が7月14日、六本木にある国立新美術館で開催される。マン・レイの著名な作品から、一般公開されたことのない作品、スケッチ、文書など、マン・レイ財団が所蔵する作品を一堂に集めた展示会だ。 レイヨグラフ(フォトグラム)やソラリゼーションといった新しい写真技法に挑戦するなど、前衛的な作品を世に残したマン・レイだが、今回の展示会では頓智ドットのAR(拡張現実)サービス「セカイカメラ」とのコラボによって作品がAR空間に進出し、新しい作品との触れあい方が提案されている。 セカイカメラが美術館や博物館で利用された前例としては、パリのシテ科学産業博物館で開催された「Ma Terre premiere, pour construire demain」や、京都国際マンガミュージアムの取り組みがある。これらが会場内にエアタグを
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