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2016年5月16日のブックマーク (2件)

  • SEXをしたいと思わない

    20代後半の男。来ならヤリたい盛りのはず。だが、己の象徴を女性の秘所に挿入したいという欲望は限りなく薄い。 性欲が無いわけではない。ほとんど毎日、自慰を欠かさず行なっている。妙齢の女性が淫れる姿を観て興奮する性分であるから、同性愛者では無いようである。 過去に恋人が居たこともある。彼女の部屋に入り浸っておきながら、ひとたびも挿入することはなかった。人見知りの童貞と、人見知りの処女。我ながら、健全な大学生活だったと思う。シングルベッドでお互いを抱き枕のようにして眠りについていた。柔らかい身体を抱きしめているだけで幸せだった。じゃれ合うように、お互いを愛撫し合うことはあった。けれども、肉体関係はそれだけ。自分の性欲のために彼女の性器を利用することに、ひどい嫌悪感があった。彼女とは価値観の相違が明らかで、生涯の伴侶には成り得ないと互いに認識していた。政治的な立場、宗教的な思想、結婚観、全てが異

    SEXをしたいと思わない
  • 友人関係、または形を変えた夫婦関係について - Really Saying Something

    土日祝日は夫と過ごすことが多い。どこかしらの街へ出向き、お店でごはんをべたりおやつをべたりして、イベントがあれば参加するなどする。それを見る人聞く人は「仲が良いですね」と評する。仲は良いと思う(客観的事実)。しかし、時間を多く過ごすことに対して「仲が良いですね」と評されるのには激しい違和感がある。 夫も私も親しく付き合う友達の数は非常に少ない。「親しく付き合う」というとどれくらいの程度を世間一般で指すのかはよくわからないが、定期的に会う機会があるという意味であれば恐ろしく少ない。 自分自身のことを言えば、知人はそこそこの人数になると思うが、私から「友達である」と思うにはちょっとおこがましい。何年も会っておらず、たまたま会う機会を得て、楽しく会話をすることがあって、「好きな知人である」とは言えるのだけど、「友達である」というには「いや、きっとその人なりの友人関係があるだろうから」と考える

    友人関係、または形を変えた夫婦関係について - Really Saying Something