ザスパクサツ群馬が浦和レッズを破る大金星。2年前まで浦和で指揮を執っていた大槻毅監督はメンバーを大幅に入れ替えて古巣に挑んだ(資料写真・YUTAKA/アフロスポーツ) 天皇杯3回戦の16試合が22日に行われ、J2のザスパクサツ群馬が1-0で前回覇者の浦和レッズを破る大番狂わせを起こした。ホームの正田醤油スタジアム群馬に浦和を迎えた群馬は、前半35分に乾坤一擲のカウンターを発動。FW髙木彰人(24)が決めた値千金の先制ゴールを、一丸となって守り抜いた。2020シーズンまで浦和を率いた大槻毅監督(49)は「選手たちが戦ってくれたこと、頑張ってくれたことに尽きる」と古巣を撃破した要因をあげた。 「選手たちが戦ってくれたこと、頑張ってくれたことに尽きます」 万感の思いを込めて、大槻監督は試合後の第一声を発した。 「破りました」 低く抑えられたトーンには、指揮官をして「当然、力の差はあった」と認めさ