ブックマーク / agonarisannotou.hatenablog.com (5)

  • 毒親とは「毒のような親」の事ではありません - アゴなりさんの党

    私のブログでは「毒親や虐待」を扱った記事を多く投稿していて、おかげさまで、たくさんのコメント(100万件くらい)を頂いているのですが、 その中に、 親を「毒」呼ばわりする事に違和感がある という、「毒親や虐待」を考える上で非常に重要な指摘があったので、 今回はこの事について考えていこうと思います。 1. 親を「毒」呼ばわりしていい? 1-1. 由来は? 1-2. 非定型発達との関係 1-3. 親は敵? 2. もともと、込められていた意味 3. 最後に 1. 親を「毒」呼ばわりしていい? 結論から言うと、毒親の「毒」とは、 子どもに与える影響のことで、親の性質のことではありません。 1-1. 由来は? [毒親]という言葉の由来はスーザン・フォワードの「毒になる親」にあります。 「毒のような親」ではありません。 スーザン・フォワードの主張は、 世の中には、子どもに対して、問題ある行動を執拗に継

    毒親とは「毒のような親」の事ではありません - アゴなりさんの党
  • 飯塚幸三事件から「自尊心」の欠点を学ぼう - アゴなりさんの党

    先日、池袋暴走死傷事故の初公判が行なわれ、飯塚幸三被告の無反省な態度が話題になりましたが、 この一連の事故を通して「自尊心に関する議論」について思い出したことがあるので、今回はそれも含めて、池袋暴走死傷事故について書いていこうと思います。 1. 自尊心に対する一般的イメージ 1-1. 自尊心の高い人の特徴 1-2. 自尊心の低い人の特徴 2. 高過ぎるのも問題 2-1. 自尊心の高過ぎる人の特徴 2-1-1. カッとなる 2-1-2. 「強運がある」と思いがち 2-2. 無責任な行動 3. 飯塚幸三の真の問題点 3-1. 事故の詳細 3-2. 問題は高齢だけではない 4. 最後に 1. 自尊心に対する一般的イメージ カウンセリング業界では、「自尊心の高い人」は目指すべき、素晴らしい存在だとされています。 1-1. 自尊心の高い人の特徴 例えば、岡田尊司氏いわく、「自尊心の高い人」は、 他人

    飯塚幸三事件から「自尊心」の欠点を学ぼう - アゴなりさんの党
  • 子どもの一生は「2歳までに決まる」という悪魔的理論について - アゴなりさんの党

    皆さんは「子どもの一生は2歳までに決まる」という恐ろしい理論をご存知でしょうか(主張者は岡田尊司氏など)。 今回は、この理論を批判的に紹介するのですが、前知識として、 愛着→子どもと特定の母性的人物とのあいだの強い心の絆 愛着形成→愛着を作ること というプチ専門用語を覚えておいてください。 まあ、要するに今回は、 「2歳までに愛着形成できないと子どもは不幸になる」説 の話をしていきます。 1. 愛着形成【2歳まで】 1-1. 生後六カ月まで 1-2. 生後六カ月~二歳 1-2-1. 愛着が築けなかった場合 1-2-2. 母親は何をすべきか 2. 愛着形成【2歳以降】 2-1. 安全基地の登場 2-2. 母親が安全基地になれなかった場合 3. まとめ 1. 愛着形成【2歳まで】 愛着形成が行なわれるのは生まれてから2歳になるまでの間です。 この時期に親がすべきことを、まずは見ていきましょう。

    子どもの一生は「2歳までに決まる」という悪魔的理論について - アゴなりさんの党
  • アゴなりさんの党

    今回も前回に引き続き「家事は労働だ!」というマルクス主義フェミニズムの主張を紹介していきます。 1. マルクス主義フェミニズムの主張 1-1. 家事とは 1-2. 育児とは 1-3. 家事・育児の夫婦分担 1-4. 家事労働を賃金に換算すると 2. フェミニストと専業主婦 1. マルクス主義フェミニズムの主張 マルクス主義フェミニズムは、 家事は労働である にもかかわらず、賃金が支払われていない(不払い労働) 家事は基的に女性が担う と主張します。 1-1. 家事とは まず、[家事]の辞書的な定義を確認しておくと、 料理,裁縫,育児,洗濯,清掃,生活用品の購入,家計の切盛りなど 人間の生命維持や家庭生活を支えるもの (参考:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典) このように、ブリタニカ国際大百科事典では[育児]も含んでいますが、辞書によっては含んでいないものもあるし、 [家事・育児]とい

    アゴなりさんの党
  • チンパンジーの感動する話と怖い話をするよ - アゴなりさんの党

    今回の主役はチンパンジーです。 私たちの社会では[チンパン]の愛称でよく親しまれていますが、バナナをべたり歯茎をむき出しにしたりする以外には、チンパンのことはよく知られていません。 そこで今回はチンパンジーの生態を、感動エピソードとゾッとするエピソードを交えながら、良い感じの文字数にまとめたいと思います。 1. 親密な母子関係 チンパンジーの母子関係は、人間と同様に非常に親密で、その関係は一生涯つづくことも多いようです。 動物行動学者のジェーン・グードルによると、 母チンパンジーはオスのチンパンジーから奪われた赤ちゃんを、殺されかけながらも必死に取り返そうとするそうです。 1-1. なぜ赤ちゃんを襲うの? ちなみに、オスのチンパンジーが赤ちゃんを奪う理由はよくわかっていません。 ライオンなどのハーレム(1匹のオスと複数のメス)を築く動物であれば、ハーレムを奪い取った新たなオスが、自分の子

    チンパンジーの感動する話と怖い話をするよ - アゴなりさんの党
  • 1