同時にたくさんの作業をしたり、多数の常駐ソフトを動かすような環境では、メモリーを大量に消費する。そのうえ、一時的に大きなメモリーを必要とする処理をすると、最新パソコンと言えども、動作が重くなってしまう。それを避けるには大容量のメモリーを搭載するのがベスト。今回は、24GBという超大容量のメモリーを活用して、パソコンをより快適にする方法を紹介する。 大容量メモリーを搭載する際の注意点 その昔、MS-DOSというOSを使っていた頃、OSが使えるメモリーは基本的に最大1MBだった。作業領域のコンベンショナルメモリーは640KBと狭く、できるだけ多く確保しようと、日本語入力機能やデバイスドライバーなどを拡張メモリーに移すのだが、そのためにパズルのような試行錯誤を繰り返していたものだ。現在は、その数万倍となる、16GBや24GBのメモリーを搭載できるデスクトップパソコンが発売されている。 Windo