王さまペンギンのコロニーでは、同性同士で「いちゃつく」という行動が見られるとのこと。フランス、モンペリエのCentre of Functional and Evolutionary Ecologyの研究者達が南極ケルゲレン島に生息する王さまペンギンを観察した(BBCの記事)。 一説では、雄と雌は区別がつかないほど似ているため、間違えて同性でペアになってしまうのではないかとされているが、調査に携わった研究者らは、うっかり間違えるのであれば、同性のペアがもっといてもいいはずとのこと。また、若いペンギンが経験の足りなさから間違えて同性同士でペアになってしまうのではないかという説もあったが、調査の結果、年齢や経験などバラバラで、同性ペアにこれといった共通点はなかったとのこと。 一番有力なのが、Dobson教授の説で、雌雄の比率が1対1.65羽であるため、雄同士のペアが生まれたのではないか、また、雄