失血死がなくなるかもしれません。 8月9日にMIT(マサチューセッツ工科大学)の研究者たちにより『Nature Biomedical Engineerting』に掲載された論文によれば、動脈などからの激しい出血がある状態でもわずか15秒で止血できる接着剤の開発に成功したとのこと。 新たに開発された接着剤はフジツボが濡れた岩やクジラの皮膚に、くっつくために使う仕組みを参考に作られており、水気によって「ヘタる」ことなく、瞬時に止血が可能です。 実用化されれば、古くから死因の上位を占めてきた失血死を、激減させることができるでしょう。 新たな接着剤は、いったいどんな仕組みで傷を塞ぐのでしょうか? ※本記事には血管モデルやブタの肝臓からの出血描写を含む動画が含まれておりますので、苦手な方はご配慮ください。
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