新潟市立小4年の男子児童が、同級生や40代男性の担任教諭から名前に「菌」をつけて呼ばれるなどし、学校を11月下旬から1週間以上休んでいることが2日、同市教育委員会への取材で分かった。児童は東京電力福島第1原発事故に伴い、福島県から家族と自主避難しているといい、同級生から「菌」づけで呼ばれていたことについて担任に相談していた。市教委は「いじめと避難との因果関係はない」としているが、さらに詳しく調べている。 市教委教職員課によると、児童は11月22日の昼休み、教室で担任から連絡帳を受け取る際、同級生の前で名前に「菌」をつけて呼ばれたという。児童は同級生からも同様に「菌」付けで呼ばれており、5日前の17日に担任に相談したばかりだった。児童は休日を挟み、24日から学校を休んでいるという。