執筆者:Kendrick Alan Whitney, DPM, Temple University School of Podiatric Medicine 足底腱膜症は、かかとの骨の下側から指の付け根に及ぶ足底腱膜と呼ばれている密度の高い帯状の組織に痛みが生じる状態です。 かかとと指の付け根の間にある結合組織が、損傷して痛むことがあります。 かかとの下側に痛みを感じ、朝起きた後や長時間の安静の後、最初に体重をかけたときにしばしば悪化します。 診断は足の診察と画像検査の結果に基づいて下されます。 ストレッチ運動や、氷をあてること、靴を変えること、靴の中に器具を装着すること(かかとを、サポートし、位置を高くし、衝撃を和らげる)、ときにコルチコステロイドの注射が役立ちます。 (足の問題の概要も参照のこと。) 足底腱膜は、かかとの骨の下側と指の付け根をつないでおり、歩いたり走ったりする際に、ばね