ブックマーク / akouroushix.hatenablog.jp (37)

  • 釣り師も驚く「神ってる」ドラッグストアーの販売員! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    釣り師仲間にも凄腕と言われる一種「神ってる」と言われるやつがおりますもので、「あの野朗!・・」と半ば敬遠されながらも神がかった技を認められるところで御座います。 凄腕の中の凄腕と言いますのは、独自の技や着想を繰り出すもので、なかなかに凡人には真似のできぬ存在で御座いまして、頭の一つや二つとっくに飛び出した上に、楊枝咥えて鼻歌など歌っておりますから始末に負えません。ま、それぐらいの高みで釣りなどこなすところで御座います。 「うちの店、粗利の高い新製品の売り上げはいつも一番なんよ!」 唐突に放たれた何気ない話の後段が、世にも恐ろしい話しに繋がろうなどとは、夢にも思わぬことで御座いました。 さるドラッグストアーに勤める人から聞き及んだところによると、かの店では粗利が高い、つまり儲かる新製品の売り上げがいつも一番だと言うので御座います。 創った薬品会社も販売するお店もこの上なく喜ばしい事で、又販売

    釣り師も驚く「神ってる」ドラッグストアーの販売員! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    rokujohhitoma
    rokujohhitoma 2016/08/06
    「神ってる」ってのがツボりました
  • 又一つ釣場が消えた - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    田島と言う島、今では橋が架かって土と地続き、橋の距離だけ余分であとはなんら土と変わらぬ、島とはいうものの島とは言いがたいところと成って参ります。 昔はフェリーで5分ばかりのところを渡してもらったところだが、それは島に来たと言う感慨の有ったところで御座います。 釣りを覚え初めのころ、この島の牛の首という筏で修練したものです。 牛の首と言うのは田島から突き出た地続きの小さな半島然とした場所で、当初島の形が牛の首に似ているからだと思って、そういえばそのように見えなくも無いなどと思っておりました。 近年船頭いわく、昔 牛の解体をしたところで「出るぞ・・!」などと子供だましをいうのですが、そういえば牛の首には似ていないな、などとこれはいい加減が過ぎると言う事で御座いまして、もうろくしたいい加減な釣り師などとてもまともには相手に出来ません。 この牛の首に有る筏と言うのが、随分潮の流れの速いところで

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  • フィッシング カースト  要するに釣場の格付けのことですな - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    世の中には、ついつい序列をつけたがる癖のようなものが有りまして、様々序列をつけてまいります。 釣場におきましても勲章をぶら下げるなどはっきりしたものは御座いませんが、格付けなど強固についておる物でして、釣果が歴然といたしますところから、この呪縛からは逃れようにも逃れられないもので御座います。 この序列格付け成るもの、表立って振りかざすようなものではありませんで、釣りなどと申しますのは、それぞれ納得の違うところで嗜んでおりますから、権威を振りかざしたところで相手にもされませんし、そもそも比べようの無いものに成って参ります。 場インドのカースト制度について、かの国の人に聞きますと、説明も複雑なら、日語も不十分、その上こちらの理解力も不足がちと言う、混乱を極める事と成って参りまして、とどのつまりがよく分からない。 「虎は最近大事にされだして、虎が人間を襲っても怒られないが、人間が虎を襲ったら

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  • サビの出た釣り師とアスリート - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    釣りなどと言いますのは。日陰者の手慰みがせいぜいのところで御座いまして、とても日向に出してひけらかすと言う代物では御座いません。 大体がこれに夢中に成るなど、決して褒められた事では御座いませんで、浮ついた歌舞伎者のそしりは免れぬところと成っております。 釣り場に集まるところ、半ば惰性のような顔ぶれでサビの出た釣り師が、何の生産性も無い与太話に興じるところとなって、今日も日がな一日いつもと変わらぬ日になるなと納得しかけたその時・・・。 でた~! 現れた~! 渡船にて華やかに出現した一団、これは若く 成り等 洒落ておって、どう見ても今風、さび付いた釣り師とは対極の人種だ。 この一団筏に降り立ちます。筏の上はくたびれた敗残兵ときらびやかな若武者と言う取り合わせと成って、海上の一角 違和感の展示場と成って参ります。 さて段取りなど付いたところで釣り始めるのですが、洒落者の一団 毛色が変わったところ

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  • 釣り師が釣りを始めるまでの社会的苦悩! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    陶しい梅雨が明けはもう少しと言うところまでやって参りまして、雨を嫌った釣り師は今度は容赦の無いお天道様に恨み言をいい始めるのでした。 暑さ寒さに雨風の容赦の無さには閉口するのですが、どうのこうのと言っては釣りに出かけるのですから、世間様から眺めると、凝り性のうつけ者ということで御座います。もちろん哀れみの眼差しを投げかけられるのはいうまでもありません。 朝早くから血走った眼でいい大人がいそいそと、天界から下される神罰など恐れる風も無く準備にいそしんでおります。 朝早くは、ひとり釣り師だけでは御座いませんで、ここぞとばかり縦横無尽にスーパーカブを乗り回す新聞屋さん。車も人も少ないゆえそれは乱暴な事で御座います。 そこに早朝からの散歩の人・・目覚めの早い年寄りの多いことです。 これらから始まって様々に、人の賑わいが加わって参る事と成って参ります。 朝方の陸の上の人間関係というものは、決まりき

    釣り師が釣りを始めるまでの社会的苦悩! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
  • 「年金釣り」の釣り師 あんたのはわしので わしのはあんたのかい! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    段々に秋の気配が深まるところで、釣場と申しますのは釣れる魚が変わってまいりまして、これを追いかける釣り師も少々、面のすげ替えなど起こってまいります。 瀬戸内はこれから段々にメバルのシーズンに成りまして、毛色の変わった釣り師が出没して参ります。 魚と言いますのが種類によりまして性格が変わっておるもので御座いまして、一年ひと日のごとく同じ事をやっていたのでは釣れません。魚の性格に合わせまして餌、仕掛け、釣り方など随時替えてまいります。 一つの魚ばかり追いかける人でありますと、シーズンが終わると竿を納めてまいりまして、又来年にということに成って参ります。釣り師の冬篭り、冬眠とも申しまして、深い反省と新しいシーズンの仕込みと言う具合で御座います。 古林さんと言う人が有りまして、メバル釣りなど異様に好みまして釣ってまいります。シーズン到来と成りましたところで、ようように顔を出して参りました。 この方

    「年金釣り」の釣り師 あんたのはわしので わしのはあんたのかい! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    rokujohhitoma
    rokujohhitoma 2015/11/10
    趣味のない老後を考えると恐ろしい(>_<)
  • おい青年、今度釣りに来る時 よ~く鼻くそをほじって来な!  - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    釣り師が釣りを楽しいと思っておるので御座いますから、端から眺める衆にとりましても、楽しげに写るもので御座いましょう。その上獲物などが手に入るものですから、欲深い初心者はそろりと片足を修羅の世界へと突っ込んでまいるのです。 さて名人と呼ばれる方が手下どもを従えて今日も出陣です。 彼は以前紹介をいたしましたところですが、この界隈では腕はもちろん知識のほうも一流で御座いまして、その上研究熱心と来ておりますから隙などどこにもございません。 前後左右さえぎるものが無いとはこのことで、肩で風切る釣りとはこの名人にこそふさわしいところで御座います。 出船前の船着場は雑然としております。道具などで足の踏み場も無い様とはこのことで御座いまして、はやる気持ちがそうさせるのか出来るだけ船に近いほうに置こうとします。 他人様より数センチ前においたところで何がどうこうなると言うわけでもありますまいに、競って雑然とし

    おい青年、今度釣りに来る時 よ~く鼻くそをほじって来な!  - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    rokujohhitoma
    rokujohhitoma 2015/10/12
    また人生哲学がかくれてますね~
  • 釣り座の前に遭難した船が流れ着く・・こんな邪魔のされ方はありません。 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    瀬戸内におきましても朝晩の冷え込みが感じられる事となりまして、釣り師といえば朝の冷え込みで着せられて、昼の暑さで脱がされると、着せ替え人形のような所作をさせられておるところで御座います。 釣りといいますと釣りに集中などして参りたいため、暑さ寒さに風など他に気をとられる事を嫌います。気をそがれると言いますものは、釣りにとって随分はた迷惑なものでして、自然から受ける仕打ちは我慢のしどころでありますが、これが人間様によって気などそがれてまいりますと、思わず牙を研ぐもので御座います。 海は誰の占有物でもありませんで、職漁の方から釣り師は言うに及ばず、軍隊から密猟者 はたまた散骨などといいまして、お亡くなりに成った方まで等しく利用してまいります。 世の平和と言いますものは、お互いが気を配っております間は均衡が保たれるもので御座います。そのうち自分の都合だけで思いが他人に及びません事などが生じてまいり

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  • 釣りは今日どう釣るか これからどう釣るかであって、決して過去の釣果をひけらかすことではありません。 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    空を見上げますと覆いつくすのは女心ばかりと成りまして、秋で御座います。 釣り師も気がはやる季節と成ってまいりまして、益々成り立ち様が世間様とかけ離れる事と成って参ります。 この時節に成りますと釣り師の頭の中は,それは釣りのことばかりで御座いまして、世間向きのことは上の空、言われることなどてんで眼中に無い事となって、ずれた返答しかいたしません、ここいらが一般の常識と行き違いとなってまいるところです。 一般社会と行き違いと成った集団が今日も渡船場にたむろ致します。新手の顔やなじみの顔、それぞれに思惑などよこしまに抱えておりまして、虎視眈々とお互いの手の内を探ったり、知らぬ間柄ですとそれぞれの力量を値踏みいたしております。 自然と小さな集団が出来て参りまして、与太話から釣りの話、はたまた下世話な話まで花が咲く事です。 浪士様は先日のへたくそに、鼻で息をしながら集中するように偉そうに講釈を垂れてお

    釣りは今日どう釣るか これからどう釣るかであって、決して過去の釣果をひけらかすことではありません。 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    rokujohhitoma
    rokujohhitoma 2015/10/06
    数少ない過去の栄光は捨て去りました^_^;
  • 「ゆず」に「ごん」と言う名前をつけてやりました。この犬のほんとの名前はどう呼ぶのでしょうか - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    忘れられない名前というものは有りますもので、頭の隅にこびりついているものですから、つい節操無く使ってまいります。 釣りに行きます。人間様の料に魚のい分、釣れましたら自分のい分におすそ分けのい分と、随分な宛がい扶持を段取りせねば成らぬ事です。 秋の時節、いよいよ釣りにとってはよい季節と成りまして、釣り師だけでなく取り巻く人たちも浮き足立ってまいります。釣ってよしべてよしですからいきおい人間のほうの活性が上がってまいるところで御座います。 さて魚にわせる「餌」と称するもの自分で賄ってもよろしいのですが、随分と手間隙を要するものでして、安定的に量が必要なものですからいきおい釣具屋さんで購入すると言う事に成って参ります。 年金組みなど自分で川や池、海辺などを徘徊して餌のエビや蟹など獲ってまいります。時間がありませんとこうは行きませんから、やはり釣具屋さんです。 この餌集め、これが面白い

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    rokujohhitoma
    rokujohhitoma 2015/10/05
    釣り仲間だけのあだ名楽しそう(^-^)
  • ぼうずを喰らった釣り人が魚を貰います。 家に持ち帰ったらこう言うのです。 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    「こりゃあわしが釣った!」と言うに決まっています。 「今度はいつ行きますか?」と釣りを始めて間もない釣り人が訪ね来て、次回の釣行日を探ってまいります。 この釣り人、車を持たぬ上釣りのことなどかなりおぼつかない事もあって、浪士様の事を籠かきのインストラクター扱いとしてまいります。そうです釣場に運ばせた上釣り方を教えろと言うわけですから随分と厚かましい釣り人もあったところで御座います。 浪士様といえば、そうは申しましても敵は素人同然、何を言ってもどう振舞おうと赤子の手をひねるようなものですから、便利に暇つぶしのおもちゃにしてまいります。 この御仁、同じ様なスタイルで釣りをいたしましたのは10回ばっかり、駆け出しとはこのことで釣果は伴いませんが、釣りが面白くてしょうがありません。やいのやいのとキツツキの様にせっつくので御座います。 ここはしぶしぶ、あんたが言うから付き合うかともったいぶりまして、

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  • 人の振り等見て我が振りを点検する釣り師 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    どちら様におきましても、美味しいものというのはお好きで御座いまして、これが嫌いなどとおっしゃる方は御座いません。 たまにいたとしても、世の中から振り向いて欲しい方便で御座いますから、やはり美味しいものはどんな天邪鬼でも好きなのです。 釣り師は新鮮な魚が口に入ってさぞかし口が奢っておるだろう等と申される事が御座いますが、あながちそうばかりとは限りません。 と申しますのは、釣ったばかりの魚を絞めます、これも絞め方によって味や鮮度に影響が出てまいります。 適度に絞めた魚で御座いますが、調理の仕方によってはとても人様の口に入るのがおこがましい事となりまして、顔がゆがむ事です。 確かに釣ったばかりの魚がまずいわけはありませんが、後処理によっては美味くもまずくも成るものですから、それは隙間無く気をまわさなければ成りません。 魚を絞める、下処理をする、調理をする段に成りますと、これは刃物を使うということ

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    rokujohhitoma
    rokujohhitoma 2015/09/28
    耳が痛いです
  • 笑ってはいけません 釣り師は笑わそうとして事件を起こすのではありません - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    秋も段々に頃合という事で御座いまして、深まりに向かうところで御座います。 釣り師といいますと、灼熱の太陽からは少しばかりのご容赦を頂いて、釣りに専念する事ができる時節と成りました。 こうなりますと硬派の夏場の太陽も恐れぬ猛者から、他人の顔色を伺いながらおこぼれに預かろうという極めて軟弱な釣り師まで、アリの巣から屋移りで出てくる一家のようにぞろぞろ這い出てくるという顛末に成っております。 もちろんどの顔も気力は充実、願わくば気の効いた釣果をという謙虚な奴はおりませんで、出し抜いてでもどうしてでも大漁をと思い込んでほくそ笑むのであります。 まあこの薄汚れた一行、打ちひしがれるのにそう時間は要しません。もののこ半日すればほとんどの釣り師が打ちひしがれてうなだれるのです。 ええそうです実りの秋などと言うのが嘘だと身をもって思い知るのです。 ここで気を抜いたりあせったり、そのうち浪士様のブログのネタ

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    rokujohhitoma
    rokujohhitoma 2015/09/26
    おもしろでまちがいないでしょう^^;
  • 勇気のある人と言うのは何を食べて試されるのか! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    秋と言う事で御座いまして、何分べるものなどの旬を迎えるものが多くなりまして楽しみな季節と成ってまいりました。 魚などもそれぞれ旬というものを抱えてまいりまして、油が乗った等といいまして盛んにしてまいります。 腹八分目と申しますが、気候は良しべるものは美味しいとなりますとつい度を越すのは人間の弱さで御座います。つい行き過ぎて、結果腹の皮をつまんで反省すると言うのはあちこち見受けられることでして、世の中反省の山という事で御座います。 出入りの銀行員、これが最前らーめん屋さんで出会ってまいります。 身の丈6尺で山岳部上がり、らーめんの替え玉など4玉も平らげるのですから尋常を大きく超えています。 この男が参りましてらーめんの話から他のい物まで話が及んでまいります。 まあかなりい意地が張った話に成ってまいりまして、飢え子の集会の様であります。 あそこのあれがうまい、いやそれよりこっちの此れ

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  • いぶし銀の釣り師になるため 「柿渋」を作って菅笠に塗ります!  その3 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    菅笠成るものこれは外国産の安手のものでして、とんがり具合が急勾配と成っております。 国産のものは勾配がゆるく、これは日差しの関係でそうなるのかとも思います。 さてこれに手習いの紙を貼るといたしましょう。まず傘にのりを塗ります。 紙を貼るのですが「一閑張り」とか称するものです。 次 のりを塗った下地の紙を貼ります。 重ねて結構。 この上に今度は文字の入った手習いの上を貼ります。 はみ出したところはカッターナイフで切り取ります。 少々の皺は乾けば貼りますから心配の無いところです。 さて後は乾いたら「柿渋」を塗ります。 文字を加えたかったら乾いた後に書き加えます。 柿渋は保存容器から布の上に移し、布越しで絞り上げます。 出来あがって日が浅い柿渋ですからまだ色が浅いのは、いたしかたありません。 裏面も塗ります。 が・・・ 来の色ではありませんので昨年作っておいたものを塗ってまいりましょう。 今回

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  • いぶし銀の釣り師に成るため、「柿渋」を作って菅笠に塗ります!  その1 柿渋作り - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    清く正しい正義の釣り師「あこう浪士」様は最終的にはいぶし銀と呼ばれたいのでした。 「いぶし銀の釣り師」   実に耳障りの良い言葉ではありませんか。 釣り師たるものいつかこう呼ばれて見たいものだと思っておりますから、日頃の精進を怠らぬ事です。 とは申しましても特段努力するわけでもなく、見果てぬ夢の夢想を都合よく繰り返すだけですから、程度の程は幼稚なのです。 さていぶし銀の釣り師に成るため、手っ取り早く外見を整えようなどと小ざかしい事を考えてまいりまして、菅笠に古来より使われている「渋柿」を作って塗ろうなどと企ててまいります。 写真が多くなりまして説明に数日を要しますので、退屈と興味の無い方は捨て置き下さい。 写真の柿を使用します。もちろん歯を立ててみましたが、それは渋いものです。 それを細かく刻みます。 細かく刻むのは潰しやすくするためで、臼でつきの要領で潰しても結構。中にはミキサーで潰す

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  • 釣りを始めてみたい! はい大丈夫です狸でもやっております。 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    秋の季節にあい成りまして、世間様ではあちこち出向かれて活動的な時節と成って参ります。 出歩くのは目的地など予め粗方が分かっている所ということが多いものであります。 釣りなどと申しますのは、場所は分かっているけれど中身に至ってはこれが丁半博打、 釣れれば米の飯、釣れねば空き缶拾い程の落差が程よく身にしみるものですから、おいそれとは行きません。 何せ人間様が釣りをすると成りますと、やれ道具だの弁当だのと始めから終わりまで隙間無く準備が入用で御座いまして、忘れ物の一つでもあった日には泣きの涙のしぐれ雨、肩を落として濡れそぼるしかありません。 小さな針一でも忘れようものなら、釣りなどどちら様におすがりしようと成り立たないのですから、仕込みと言うのは大事と成って参ります。 さて釣場の対岸、日も狸の「ポン吉」が現れて釣りを始めます。 釣りは魚に餌をわさねば成立しないもので御座いまして、その魚とや

    釣りを始めてみたい! はい大丈夫です狸でもやっております。 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    rokujohhitoma
    rokujohhitoma 2015/09/12
    釣りは難しいイメージしかない(>_<)
  • なあに「大吉」なんぞは出るまで引いたら出てくるもんだ! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    「懲りもせずよう続けてじゃな・・」 と言われます通り懲りないのですから、またまた釣りに出かけるという具合で御座います。 他に芸でも有ればの事ですが、もって生まれた才などかけらも見出せないのですからいたし方の無いところで御座います。 釣り師の中には才覚もあり、他の仕事も立派にこなされ、そのうえ町内のドブ掃除の割り振りなどこまごま世話焼き、そりゃぁ化け物の働きと感心する人も有ります。 大概の釣り師と申しますと大して取り柄も無く、世間様からは薄汚れた呆け物の扱いでして、魚などのおすそ分けでようやく人として認知される程度のもので御座いまして、要は社会の添え物程度の事で御座います。 それゆえでありましょうか、釣りということに関しましては執着が人一倍強いものが有りまして、頑なにしがみついてまいります。 そんな釣り師で御座いますが、それぞれ個性のようなものは備えておりまして、道具立てから釣り方に及びます

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    rokujohhitoma
    rokujohhitoma 2015/09/09
    釣りとブログは似てるのか
  • 「ごん」と言います。犬の渡世です。主人は釣り師を気取っております。 「あこう浪士血風録」 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    浪士様はブログを始められる前といえば文章など書かれる日常では御座いませんでした。 高校は新聞部と剣道部でしたので新聞記事らしきものは書かれたのですが、それとて年数ばっかりで御座いまして、とても書いたと実感できるものでも御座いません。 釣りを始めて20年ばかりの頃でしたでしょうか、ご当地の地方釣り雑誌「釣り仲間」に小さなコラムをと言う話が有りまして、月一でしたが書いておりました。 これが今のブログの基礎となっておる次第です。 7~8年ばかり続いたでありましょうか、その雑誌も廃刊になってそれからは書くという日常は御座いませんでした。 「書きたかったのか」と言われれば、書いている自分にはあこがれますが、書く作業は言葉数も知りませんし、構成とてわずらわしい、ましてや文章の辻褄などそれはめんどくさい事でありますから好きな事とはいえません。 作家にはあこがれるが書くのは嫌なのですから、政治を履き違

    「ごん」と言います。犬の渡世です。主人は釣り師を気取っております。 「あこう浪士血風録」 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    rokujohhitoma
    rokujohhitoma 2015/09/01
    新選組!
  • 初秋の筏  釣り師と釣り人の折り合い - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    秋の釣りシーズンを迎えます。シーズンと言いましても秋だけが釣りに適していると言うわけでは御座いませんで、秋の魚を釣るシーズンの事で御座います。 秋の魚はもちろん、同じ魚でも大きさや引きというものは違ってまいるものでして、シーズンごとの釣り味という事に成って参ります。 秋のシーズンは釣り筏の上も硬軟取り混ぜて賑わって参ります。 釣りをすると申しましても硬いのは釣り師で御座いまして、これは少々スレて薄汚れております。年中の事でもありますから特段珍しい事も無いので、浮き立つ気持ちではありません。それが落ち着いた平常心と言う事で御座いまして、表面から来る華やかさと沸き立つ高揚とはかけ離れてまいります。 一方柔らかいのは釣り人で御座います。 こちらは年に数回程度でしょうから大漁を夢見て、上品に申しますとまるで繁殖期の 下品とも成りますとさかりのついたのように高揚してまいります。 成りのことなども

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    rokujohhitoma
    rokujohhitoma 2015/08/30
    同じじゃないんだ!?