釣り師仲間にも凄腕と言われる一種「神ってる」と言われるやつがおりますもので、「あの野朗!・・」と半ば敬遠されながらも神がかった技を認められるところで御座います。 凄腕の中の凄腕と言いますのは、独自の技や着想を繰り出すもので、なかなかに凡人には真似のできぬ存在で御座いまして、頭の一つや二つとっくに飛び出した上に、楊枝咥えて鼻歌など歌っておりますから始末に負えません。ま、それぐらいの高みで釣りなどこなすところで御座います。 「うちの店、粗利の高い新製品の売り上げはいつも一番なんよ!」 唐突に放たれた何気ない話の後段が、世にも恐ろしい話しに繋がろうなどとは、夢にも思わぬことで御座いました。 さるドラッグストアーに勤める人から聞き及んだところによると、かの店では粗利が高い、つまり儲かる新製品の売り上げがいつも一番だと言うので御座います。 創った薬品会社も販売するお店もこの上なく喜ばしい事で、又販売