COSOとは、トレッドウェイ委員会組織委員会(Committee of Sponsoring Organizations of the Treadway Commission)の略称である。COSOの発行したレポートで提示された内部統制のフレームワークがあまりにも有名であるため、この内部統制フレームワークそのものを表す言葉として用いられることもある。COSOの内部統制フレームワークは、各国の様々な規制のなかにも組み込まれており、広く受け入れられた枠組みとなっている。 COSO トレッドウェイ委員会組織委員会の発祥 アメリカで1980年代前半に企業の経営破たんが問題に アメリカにおいて、1980年代前半に金融機関を含む多くの企業の経営破綻が大きな社会・政治問題となった。これに対処するため、1985年にアメリカ公認会計士協会(AICPA)は、アメリカ会計学会、財務担当経営者協会、内部監査人協会
初回では「内部統制とはなにか」について解説しました。 第2回ではもう少し実務的な内容に踏み込んで、「内部統制の体制・基本計画・評価範囲」について解説します。 なお、今後の解説は一般的な例で、実際には様々な例外が発生します。 内部統制は自社の業務に合わせて構築するシステムなので、決まった形や正解がないのが悩ましいところです。 あくまで基礎知識として参考にしていただき、実際の内部統制の構築・評価は監査法人とよく話し合って進めてください。 内部統制の体制内部統制の構築にあたり、まずは社内の体制を明確にしましょう。 社内における内部統制の最終的な責任者は、経営者である代表取締役です。 また、取締役会には内部統制の監督責任が、監査役会は独立的観点から内部統制を監査・検証する責任があります。 ここまではどの会社も変わらないでしょう。 メインになるのは「内部統制担当(*)」という役割です。 内部統制担当
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く