本書は2012年5月に発行されたISO 22301:2012をもとに、2013年10月21日に発行された JIS Q 22301:2013(社会セキュリティ-事業継続マネジメントシステム-要求事項)を基準と した解説書である。事業継続マネジメントとは「事業中断を引き起こす可能性のある事業に対し て認識し、備えることによって組織の対応力や復旧力を強化していく取組み」であるが、本書は ISO 22301による事業継続マネジメントシステムの構築に際して、「マネジメントシステムの 理解」や「規格解釈」 だけでなく、「構築側に求められた事項」を実践事例をベースに具体的 に解説している。 本書はBCM(事業継続マネジメント)またはBCMS(事業継続マネジメントシステム)を構築 したい組織、もしくは認証取得を目指す組織の期待に応えるもので、BCMSの認証を取得したい 方はもちろん、BCP(事業継続計画)
事業継続計画(じぎょうけいぞくけいかく、英語: business continuity planning, BCP)とは、災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画[1][2][3]。事業継続と復旧計画(Business Continuity & Resiliency Planning, BCRP)とも呼ばれる。企業に対する潜在的な脅威に対処するための予防に加えて、ディザスタリカバリによる事業の継続的な運用を可能にすることを目標とする[4]。 類義語としてコンティンジェンシープラン(緊急時対応計画)があり、この語も非常事態が発生した場合の対応策をまとめた計画を表すが、事業継続よりも緊急時の初動計画に力点をおいている[5]。また、事業継続計画 (BCP) を策定し、運用し、継続的に改善する活動を、事業継続マネジメント (BCM) と呼ぶ。
Business continuity planning life cycle Business continuity may be defined as "the capability of an organization to continue the delivery of products or services at pre-defined acceptable levels following a disruptive incident",[1] and business continuity planning[2][3] (or business continuity and resiliency planning) is the process of creating systems of prevention and recovery to deal with poten
企業における情報技術(IT)の本格的な活用が進み、事業基盤としての情報システムの重要性や企業が保有する情報資産の価値は増大していますが、その一方で、それらに関連するトラブルが増え、企業の継続的な事業・サービス提供を脅かすリスクも増大しています。さらには、2004年以降、世界的に大規模な自然災害が相次いでいます。日本は世界有数の地震国であり、それに加え、火山の噴火、相次ぐ大型台風、大雨、大雪による被害等、災害の爪あとが消える間もなく次々と大規模災害に見舞われています。このような社会情勢の中、経営を守るという観点、そして社会的責任を果たすという観点の両方から、事業継続計画(BCP: Business Continuity Planning)策定と事業継続管理(BCM: Business Continuity Management)への要請が高まっています。 この動きを受けて、2005年3月に、
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