中国内陸部の山西省で6日朝、中国共産党の建物の近くで複数の爆発が起き、1人が死亡、8人がけがをした事件で、現場で鉄球や電子回路が見つかったことから、捜査当局は、何者かが爆弾を作り、共産党の建物を狙って爆発を起こしたものとみて調べています。 中国国営の新華社通信によりますと、山西省の中心都市、太原にある中国共産党山西省委員会の建物の近くで、日本時間6日午前8時40分ごろ連続して爆発が起き、これまでに1人が死亡し、8人がけがをしました。 爆発は3か所で起き、8回にわたって爆発音が鳴り響いたということで、警察が現場を調べたところ、鉄球や電子回路などが見つかったことから、捜査当局は、何者かが小型の爆弾を作り、共産党の建物を狙って爆発を起こしたものとみて捜査しています。 中国版のツイッター「ウェイボー」に掲載された写真には、中国共産党の建物の前で白い煙が立ち上り、近くにあったバスやワゴン車の窓ガラス