電子の妖精・初音ミクを地上に降臨させようとする「ミクさん召喚部」が、ひそかな注目を集めている。2013年になり、ニコニコ技術部で「ポリッドスクリーン」と呼ばれる透過スクリーンを用いた研究成果が発表された。先日は、投影したミクに影をつけることに成功し話題となった。 「存在感が段違い」「ありそうでなかった技術」と評判に 新型スクリーンの開発・研究を行っているのは、あおめさん。昨年秋、台湾で開催された初音ミクのコンサート「ミクパ♪」をきっかけにたった1人で活動を始め、今年1月からほぼ週刊ペースで“実験成果”を投稿している。 ミクパのように、近年のイベントでは“ミクがステージに立つ”ことは珍しくない。DILAD(ディラッド)という高透明スクリーンボードに、プロジェクターで投影する手法は有名だ。ただし、DILADは高価なため、ニコニコ技術部では以前から代替技術の研究が進められていた。その結果、アミッ