甘粛省中部の山丹馬場で5日午前10ごろ、大規模な黄砂現象が発生した。それまでは青空だったが、目撃者によると「砂嵐に襲われた。黒い風だった」などと述べた。中国西部で5日に発生した黄砂は、8日ごろに日本に到達する見込みだ。(写真は「CNSPHOTO」提供) 甘粛省中部の山丹馬場で5日午前、大規模な黄砂現象が発生した。それまでは青空だったが、目撃者によると「砂嵐に襲われた。黒い風だった」などと述べた。中国西部で5日に発生した黄砂は、8日ごろに日本に到達する見込みだ。(写真は「CNSPHOTO」提供) 山丹馬場は紀元前2世紀の漢・武帝の時代から、草や水が豊富であるなどで、良馬を輩出する極めて良好な飼育場所として知られていた。しかし近年になり、水の枯渇や砂漠化などで、馬の飼育は困難になりつつあるという。 5日朝は、雲ひとつない青空が広がっていた。しかし、午前10時ごろに強い西風が吹き付けるやいな