みなさん、エキレビカレッジ「夏の集中公開講座・芸能コース」へようこそ! 今回は「タモリはどう語られてきたか」と題し、3回にわたり講義を行なっていきます。 タモリについては最近、小説家の樋口毅宏が、その名も『タモリ論』という本を出して話題になっています(以下、原則として人名の敬称は略します)。 この本を読んだライターなどが、われもわれもとタモリを語りたがるという現象も起きているようです。本企画もそれに便乗したものであることはいうまでもありません。この講義では、タモリ自身がいかに語られてきたかをたどることで、時代ごとの彼の位置づけを見ていこうと思います。 さて、『タモリ論』の樋口は、ビートたけしとくらべて《タモリさんについての本ってほんとになくて、語りようがないんですよね》と、「cakes」のインタビューで語っていました。しかしこの比較はいかにもタモさんに分が悪い。日本の笑芸人でたけしほど論じ
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