親が子に様々な思いを込めて名前を付けるように、競走馬の名前にも馬主さんや関係者の「こんな馬に育ってほしい」「こんな活躍をしてほしい」という熱い思いが込められている。 名前だけでも強そうな馬名や、ロマンチックで美しい語感の馬名など、数々のセンスあふれる馬名が日本競馬の歴史を彩ってきた。そして本日9月16日は、JRAが設立された日であることにちなんで「競馬の日」。記念すべき日に、筆者が選ぶ「ネーミングが秀逸すぎる競走馬5選」を紹介しよう。 ・アンバージャック ユーモラスな珍馬名もあるものの、やはり多くの馬主さんは「カッコイイ馬名」を追求しているように思う。こちらのアンバージャックという馬名、確かに言葉の響きはクールだけど、一体どういう意味か皆さん分かりますか? その意味はなんと……カンパチ! あの回転寿司でクルクル回っているカンパチである。カンパチって英語に直すとこんなにカッコイイ言葉なのかよ