10月に中国共産党大会　習近平政権、異例の3期目入りを前に「人事」で統治体制を強化[2022/09/21 12:53] 10月に開催される党大会を前に中国共産党が幹部の人事評価についての規則を改定し、党の政策により忠実であるべきだと強調しました。 7年ぶりに改定された規則では「党中央の決定を完全にそのまま実現しなければならず、実際の結果に明らかな差がある場合」は降格などの対象になるとしています。 また「党のリーダーや中国の特色ある社会主義に対する立場は、揺らいではならない」としていて「態度が曖昧（あいまい）な場合」も降格などの対象になるとしています。 また、党や政府の幹部だけでなく、国有企業の幹部にも人事規則が適用されると明記しました。 異例の3期目入りを前に習近平政権は人事を通じて党の政策の徹底を図り、統治体制を強化したい考えです。