群馬県渋川市で、有毒なイヌサフランを山菜のギョウジャニンニクと間違えて食べ、意識不明の重体になっていた72歳の男性が、その後死亡したことが分かりました。県や国は、食用の植物かどうか判断できない場合は絶対に食べないよう注意を呼びかけています。 妻は病院で手当てを受けて回復し、すでに退院しているということです。 夫婦は知人からもらった植物を炒めて食べたということですが、県が調べたところ、食べたのは有毒なユリ科のイヌサフランだったことが分かりました。 この知人は自宅に生えていた植物をギョウジャニンニクと思い込み、夫婦にあげてしまったと話しているということで、警察はイヌサフランを誤って食べたことによる食中毒と見て調べています。 イヌサフランは葉の形がギョウジャニンニクと似ていますが、誤って食べるとおう吐や呼吸困難を引き起こし、死亡することもあります。 厚生労働省によりますと、平成20年から去年まで
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