ブックマーク / www.kore-eda.com (2)

  • 2018年9月18日 希林さん

    僕が希林さんとご一緒したのは、彼女の長いキャリアの中で最後の10年ちょっとに過ぎませんが、監督と役者という関係を超えて、とても濃密な、楽しい時間を共有させて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。 今年の3月に癌の骨への転移を知らされたのですが、言葉を失う僕たちスタッフを逆に気遣いながら人はすぐに終活に入られたようでした。ご一緒した映画祭や公開初日の舞台挨拶では、ご自身の中に残ったエネルギーと冷静に向き合い、コントロールされながら、それでも役者の仕事を全うされようとしているその姿勢に頭が下がりました。 ただ、ご自身のことは役者、女優という側面とは別に、タレント、芸能人と捉えられているところがあり、自分が芸能人として、同時代にどんな価値を持つのか?テレビに出てその反射神経を確かめている、といった趣旨の発言も度々されていて、テレビ出身の僕としては、その「雑味」をあえて捨てようとしないところも希林さ

    2018年9月18日 希林さん
  • 2018年6月7日 『祝意』に関して

    6月5日にブログで発表した『「invisible」という言葉を巡って』には思った以上に沢山の感想が寄せられました。ありがとうございました。 あれで終わりにしようと思っていたのですが、まぁ僕が語った趣旨がすぐにその通りに浸透するわけもなく…。 国会の参院文科委員会で野党の議員が「(是枝に)直接祝意を表しては?現場をとても鼓舞する。総理に進言を」と文科相に問いただしているやりとりを目にし、更にその後「林文科相が文科省に招いて祝福したいという意向を示した」と伝えられたとNHKのニュースで目にしました。他に多くの重要な案件がありながら、このような私事で限られた審議や新聞の紙面やテレビのニュースの時間を割いて頂くのも心苦しく、もう一言だけ(笑)僕なりの考えを書いておくことにしました。 実は受賞直後からいくつかの団体や自治体から今回の受賞を顕彰したいのだが、という問い合わせを頂きました。有り難いのです

    2018年6月7日 『祝意』に関して
    roller_skate
    roller_skate 2018/06/08
    この人の撮る映画同様に一歩引いた落ち着いた視点である。
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