県が、沖縄をクラウドコンピューティングの拠点とするための「沖縄クラウド・アイランド構想」(仮称)策定を検討していることが7日、分かった。県観光商工部は同日、同構想策定研究会(仮称)の設立準備研究会を県庁で開き、県内のIT関係者らが参加。独自の暗号処理技術を基に、情報セキュリティー製品などの開発を手掛けるエヌクリプト(三重)の中村貴利社長を交え、クラウドの拠点となる可能性や方法について話し合った。 クラウドコンピューティングは、インターネット回線を通じソフトウエアなどのサービスを提供するビジネスモデルのこと。 中村社長は、クラウドコンピューティングの時代が本格的に到来したことを強調。沖縄がクラウドの拠点となりうる理由として、県がデータセンター集積に力を入れていることや光ファイバーなどのインフラが整備されている点を挙げた。 その上でインターネットの安全性が問題化していることを報告。同社が独自で
12月21日、日本ヒューレット・パッカードはデータセンター事業において沖縄クロス・ヘッドと協業することを発表した。都内で開催された発表会では両社が協業の背景を説明したIT振興策を進める沖縄の観光商工部の講演も行なわれた。 アジアに近い沖縄で データセンター構築 沖縄クロス・ヘッドは2006年に設立されたネットワークインテグレータで、クロス・ヘッド、サイボウズ、インデックス沖縄などが株主となっている。アジアと日本を結ぶ「GIX」というIX(Internet eXchange)を構築・運用するほか、県内のデータセンターの運用監視やオペレーションも担当しているという。 今回、沖縄クロス・ヘッドはHPとの提携により、ワンストップのデータセンターサービスを提供する。24時間365日の監視はもちろん、HPのアカウントサービスを活用することで、パッチ、ファイアウォール、保守構成管理支援などのサポートも提
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